髪の毛の乾燥が気になる人に!パサつき対策とNG習慣をチェック
髪の毛を触るとキシキシする、パサついていてまとまりがないなど、髪の毛のトラブルは誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。
また、一度乾燥してしまうと、切れ毛や枝毛などさらにヘアダメージが進んでしまうことも。
そこで、髪の乾燥対策として知っておきたい知識やNG行動などをご紹介。普段何気なくしているヘアケア習慣が、実は髪に良くなかったということがあるかも…!?
髪の美しさは、見た目の印象を決める要素でもありますよね。美髪キープのため、正しいヘアケア法を押さえておきましょう。
◎ドライヤーの温度が高い・長時間使う
◎髪を自然乾燥している
◎ゴシゴシこすったり、こすり合わせるように髪を洗っている
・乾燥した髪は潤い不足、空洞化している状態!
・乾燥髪を予防&改善する4つのケア術
◎【1】低刺激のシャンプーを使用する
◎ 【2】濡れたまま放置せず、なるべく早く乾かす
◎ 【3】トリートメントやケアオイルを活用する
◎ 【4】生活習慣全般を見直す
◎まとめ
髪の毛が乾燥しやすいのはこんな習慣
髪の毛1本1本の表面には、ウロコ状のキューティクルという組織があり、これが髪の内部組織を守る働きをしています。
このキューティクルが欠けたりはがれたりすると髪内部の水分やタンパク質が失われ、乾燥して手触りが悪くなったり、痛んで枝毛や切れ毛が増えたりしてしまいます。
このキューティクルは、水に濡れるとはがれやすくなり、また熱や摩擦に弱いという性質があります。そのため、日頃のちょっとした習慣がキューティクルを失う原因になっている可能性も。何気なくNG行動をしてしまっていないか、まずはここでチェックしておきましょう。
ドライヤーの温度が高い・長時間使う
髪を乾かす際に欠かせないドライヤーですが、高温の設定で使い続けていませんか?
キューティクルは熱に弱く、また髪は濡れると、ウロコ状のキューティクルが開いた状態になるため、普段キューティクルで保護されている髪の内部も熱の影響も受けやすくなっています。
タオルドライをしっかりせず、さらに高温で髪の近くに当て続けるのは一番避けたいNG行動。
タオルで拭く際もゴシゴシ擦ったりしないように、タオルで髪を挟んで髪の水分をタオルに吸わせるようにします。
その後、中温程度の設定で髪全体を乾かし、80%程度乾いたら温度をさらに下げてブラシなどを使って仕上げます。最後に冷風を当てて髪に残った熱を冷ませば万全です。
髪を自然乾燥している
ドライヤーは使わず、自然乾燥しているから安心!というのも実は間違い。髪のダメージや乾燥を引き起こすNG行動です。
濡れた髪の毛は、表面のキューティクルが開いたままのため、髪が濡れた状態で寝てしまったり、ソファに寝転がるなどすると摩擦でキューティクルがはがれたり、痛んだりしてしまいます。また、自然乾燥はキューティクルが開いた状態のまま放置することになるため、髪内部の水分が蒸散しやすく、乾燥しやすくなってしまうのです。
濡れた髪をドライヤーで一気に乾かそうとするのもNGですが、濡れたまま放置するのも同じくらいNGです。タオルドライをしてから、丁寧に乾かすのが基本!と覚えておきましょう。
ゴシゴシこすったり、こすり合わせるように髪を洗っている
髪は濡れている時がもっともデリケートな状態。
ウロコ状のキューティクルが開いた状態で、髪をこすったり、ゴシゴシと力まかせに洗うとキューティクルがはがれて乾燥の原因に。また、シャンプーを直接髪につけて泡立てるのもNG。ぬるま湯で濡らした髪に、しっかり泡立てた状態のシャンプーをつけて優しく揉むように洗うようにしましょう。
洗浄剤の流し残しは毛穴の詰まりや臭いの原因になるので、洗った後はしっかりすすぐことも忘れずに。
上に挙げた3つの習慣に心当たりがあれば、すぐに改善を。髪の毛は一度キューティクルがはがれてしまうと自己修復することができないため、乾燥やダメージをできるだけ与えないよう、丁寧にケアすることが大切なのです。
乾燥した髪は潤い不足、空洞化している状態!
髪の毛1本1本は8割がタンパク質でできています。
健康な状態の髪の毛は内部の構造が強固ですが、紫外線を長時間浴びたり、パーマやヘアカラー、アイロンコテの使用などを頻繁に行うと、髪内部の構造が弱くなり、タンパク質や脂質が失われやすくなります。
キューティクルが傷んだ状態であればなおさら流失しやすく、髪の空洞化が進み、水分やハリ、しなやかさが失われて乾燥した髪の毛になってしまいます。
こうした髪の空洞化、水分不足が、髪の毛が乾燥する原因です。
キューティクルを守り、髪内部の空洞化を防ぐには、UVケアをはじめ、必要以上の加温、摩擦を避けることが欠かせません。
痛みや乾燥を直接感覚として感じられない髪の毛のケアはつい無頓着になりがちですが、スキンケアと同じように毎日の丁寧なケアの積み重ねが美髪作りの基本となります。
では、どんな対策が乾燥髪には有効なのでしょうか。おすすめのケア術をご紹介します。
乾燥髪を予防&改善する4つのケア術
【1】低刺激のシャンプーを使用する
乾燥している髪に洗浄力の強いシャンプーを使用すると、乾燥が進んでしまう場合があります。また、洗浄力の強いシャンプーは頭皮の皮脂を必要以上に洗い流してしまい、頭皮の乾燥や痒みの原因になることも。
頭が痒くて掻いてしまい髪の毛にも摩擦ダメージが及ぶなど、トラブルの素になるため、低刺激のものやオーガニック認証のあるシャンプーをできるだけ使うようにしましょう。
【2】濡れたまま放置せず、なるべく早く乾かす
髪の毛が一番ダメージを受けやすいのは、濡れている時。
洗髪する時は、優しく丁寧に洗うことはもちろんですが、濡れたまま放置せずできるだけ早く乾かすようにしましょう。また、びしょびしょの状態で高音のドライヤーを当てるのも髪には良くないため、しっかりとタオルドライをしてから先述したような手順でドライヤーを使いましょう。
【3】トリートメントやケアオイルを活用する
アウトバストリートメントは、濡れた状態の髪を乾燥や摩擦のダメージから守り、痛んだ髪の保護、保湿などにも効果が期待できるアイテム。
ドライヤーの熱から髪を守ってくれる効果もあるため、外出前のスタイリングに使用するなどでもデイリーのヘアケアに取り入れてみてください。
髪の乾燥トラブルの予防やデイリーのヘアケアにおすすめなのが、moani organicsの「UV PROTECT HAIR LOTION」です。
こちらは、日中の紫外線ケアから洗髪後のトリートメントまでマルチに使える髪の美容液。
モロッコ産オーガニック認証のアルガンオイルをはじめ、紫外線への優れた抵抗力と抗酸化力を持つアラリアエスクレンタから抽出したエキスなど、厳選された植物オイルを配合。
髪につけると、オイル特有のベタッと手に残る感覚はなく、サラリと伸びる軽やかな仕上がりはヘアオイルのイメージを一新する使い心地の良さ。
有効成分が髪内部へ浸透し、ダメージ部分に働きかけて補修してくれるだけでなく、髪の毛1本1本の表面に保水性の潤いバリアの膜を形成し、キューティクルを整え、乾燥などの外的ダメージからも髪を守ってくれます。
紫外線への抵抗力、抗酸化力があるのも魅力です。海で過ごしたり、アウトドアレジャーなどで紫外線を浴びた日は、シャンプー後のヘアケアとしてぜひ取り入れてみて。紫外線でダメージを受けた髪の毛の補修や保護に有効に働き、使い続けることでキューティクルが整い、健康な髪へと導いてくれます。
生活習慣全般を見直す
肌と同じように、髪の毛も身体の一部。
生活習慣や食生活が乱れれば、髪の健康状態は悪化します。
外からのケアと合わせて、バランスのとれた食事や規則正しい生活を心がけて、内側からも美髪作りを意識しましょう。
髪の毛はタンパク質でできているため、肉や魚、大豆、卵など良質なタンパク質の摂取が美髪作りの土台になります。また、タンパク質の吸収にはビタミンも欠かせないため、ビタミンB群やビタミンC、ビタミンEなど代謝や血行促進に働く野菜やきのこ、ナッツ類などを一緒に摂るといいでしょう。
まとめ
髪が乾燥していると朝のスタイリングも決まらないし、一日中憂鬱な気分になってしまうこともありますよね。
髪の毛は一度乾燥すると自己修復することができないため、放っておくとどんどん乾燥が進んでしまう可能性も。日頃から丁寧なケアを続けることで、ダメージを和らげ、ハリやツヤのある状態をキープすることが何より大切。
熱や紫外線、摩擦からのダメージを意識したケアを行いながら、アウトバストリートメントなども上手に使って、サラサラとしなやかな髪の毛を維持していきたいですね。