冬の肌トラブルは【保湿と代謝アップ】で予防&ケアを!
冬は肌にとってタフな季節です。
最近はマスクの着用が日常的になったことで、乾燥肌と合わせてマスク擦れで肌荒れがなかなか治らなかったり、急激な気温低下によって肌のハリや潤いが失われ、化粧のノリが悪かったり、くすみが気になり始めるなど、トラブルや悩みの種類も多岐にわたります。
毎日保湿をしているのに肌の乾燥がなかなか治らない…と、トラブルの慢性化に悩まされている人も少なくないはず。
そこで、冬になると乾燥肌が起こりやすくなる原因や、予防&ケア術を解説!
スキンケアは保湿が何よりの基本ですが、身体の内側の機能を整えることも大切。肌や身体の仕組みを理解して、冬の肌トラブルに負けない健やかな素肌を手に入れましょう。
◎冬は肌内部の水分量が一番減る時期
◎暖房がついた室内は低湿度に注意!
◎気温が下がると肌の代謝も落ちやすくなる
・肌の新陳代謝を高めるポイントとは?
◎丁寧な保湿ケアを
◎洗顔は洗い過ぎないように
◎身体を温める習慣を作る
◎睡眠の質を高める
・保湿に優れたmoani organicsの商品をチェック♪
◎まとめ
冬の肌トラブルに多い「乾燥」の原因は?
冬の肌トラブルといえば、乾燥肌。
目や口の周りがカサカサしたり、肌のハリやキメが失われたり、血色が悪くなり老け顔になってしまったり…。肌の乾燥が引き起こす肌トラブルは、できることなら予防したいし、気になる症状がある時も早めにケアして改善したいですよね。
そのためにはまず、原因を知って対策したいところ。冬の肌がなぜ乾燥しやすいのか? その原因をいくつか紹介しましょう。
冬は肌内部の水分量が一番減る時期
肌は、ストレスや紫外線、ホルモンバランスなど、様々な要因によって状態が変化しますが、実は季節によっても肌の状態は大きく変化します。
皮脂の分泌量は夏が多く、冬が少なくなります。また、水分の蒸散量は冬が多く、夏は少なくなります。つまり、冬は皮脂の分泌量が少ない上に、皮膚内部の水分の蒸散量が多くなる季節。これだけでも肌の乾燥が進みやすいことが想像できるでしょう。
また、肌の水分量は湿度と関係があります。肌に最適なのは湿度50〜60%と言われており、湿度が30%以下になると角質層の水分が蒸発しやすくなるのだそう。
角質層にはもともと、肌内部の水分を保持し、余分な蒸発を防ぐバリアー機能がありますが、冬はこのバリアー機能に欠かせない皮脂分泌も少ない状態に。よって、バリアー機能が低下しやすく、皮膚の水分が蒸散してしまい乾燥肌を招きやすいのです。
暖房がついた室内は低湿度に注意!
湿度で気をつけたいのは、外気だけでなく室内でも同様です。というのも、湿度が低い状態の室内で暖房をつけて空気の温度が上がると湿度が下がってしまうからです。
この原理は、湿度の測り方を知ることで理解きます。湿度とは、空気中に含むことができる限界の水分量(=飽和水蒸気量)を100として、実際空気が含んでいる水分との割合を表しています。
水槽に半分くらい水が入っている状態をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。仮に水槽に半分水が入った状態を湿度50%とします。この水槽は、空気の温度が上がるとサイズが大きくなります。
要は、飽和水蒸気量は、空気の温度が高いほど多くなるのです。よって、例えば先ほどの水槽に半分水が入った状態が、湿度50%の低温の空気とした時、暖房をつけて空気を温めると水槽だけが大きくなります。実際の水分量は変わらないままなので、大きくなった水槽に対して、水分のパーセンテージが低くなり、結果湿度が下がることになります。
ですから、冬の室内で暖房をつける時は、加湿器や湿度計を活用して湿度コントロールを忘れないようにしましょう。暖かい室内は快適なため、肌の乾燥に気づきづらいかもしれません。湿度が肌の水分に影響を与えることがわかれば、正しい対策がとれるでしょう。
気温が下がると肌の代謝も落ちやすくなる
健康な状態の皮膚は、約28日周期で細胞が入れ替わるターンオーバーのサイクルが正常に機能しています。このサイクルが乱れると、肌の新陳代謝がうまくいかず、肌のバリアー機能が低下して乾燥肌が引き起こされたり、シミが目立つようになったり、ハリやキメのない肌状態に陥りがちです。
こうした肌の新陳代謝の低下は、冬になるとより起こりやすくなり、その原因が血行不良です。
寒いと人間の身体は、熱を逃さないように血液を身体の中心に集めるよう働きます。それによって末端部分の血流が低下し、肌の細胞循環サイクルが乱れやすくなり、肌トラブルを引き起こします。
こうした悪い循環に陥らないためには、身体を温めることはもちろん、睡眠をしっかりとる、バランスのとれた食事をとるなど、根本的な生活習慣を整えて自律神経が働き、血行の良い身体作りをすることも大切です。
寒いからといって室内ばかりで過ごさずに、ランニングやヨガなどをして身体を動かしたり、休日も活動的に過ごすなど、生活そのものを見直して心身ともに健やかな状態を維持することを心がけましょう。
肌の新陳代謝を高めるポイントとは?
肌のバリアー機能が正常に働いていれば、角質層には潤いが保たれ、ターンオーバーのサイクルも正しく機能するため、乾燥肌による肌トラブルが引き起こされることはありません。
とはいえ、冬は気温も湿度も低く、肌の乾燥が進みやすい条件が揃っています。そこで、肌のバリアー機能を保ち、新陳代謝を高めるにはどんなことに気をつければいいか、まとめてみました。
丁寧な保湿ケアを
冬の肌は、水分が蒸散しやすい状態。毎日のスキンケアではより丁寧な保湿ケアを心がけましょう。
保湿に特化したものや、肌に優しいオーガニック処方の化粧水、美容液を選ぶことも大切です。化粧水や美容液で潤いを与えるだけでなく、潤いが逃げないようにクリームやオイルで蓋をして、肌を保護しましょう。
洗顔は洗い過ぎないように
冬は、皮脂の分泌量が減っているため、素肌の洗い過ぎにも注意したいところです。
洗顔する時にこすり過ぎないようにしたり、朝は洗顔料を使用しないなど、皮脂を洗い流し過ぎない小さな工夫も有効です。
また、メイクを落とす時はオイルクレンジングを使ったり、クレンジング効果のあるホホバオイルなどで肌の潤いをキープしながらメイクを落とすのもおすすめです。
身体を温める習慣を作る
皮膚の新陳代謝の低下は、抹消血流の低下が関係しています。
身体の末端にまで血液を行き渡らせるためには、内臓を温めて、体内機能を整えることが不可欠です。
三食しっかり食事をして、温かい飲み物を飲んだり、軽い運動をしたり、毎日湯船に浸かるなどの習慣を続けることで、身体が内側から機能し、ストレスが少なく血行の良い状態を維持することができます。
睡眠の質を高める
健やかな素肌には、良い睡眠も欠かせません。
人間は、寝ている間に成長ホルモンが分泌し、それが細胞の生まれ変わりを促したり、自律神経やホルモンバランスの働きを調整しています。
また、成長ホルモンが最も分泌されるのが、眠りに入ってから30〜60分でくるノンレム睡眠の時。ノンレム睡眠を得るためには、寝る3時間以上前に食事を済ませ、入浴で身体を温めて副交感神経を優位な状態にするなど、身体のリズムを調整して入眠しやすい状態にすると効果的です。
保湿に優れたmoani organicsの商品をチェック♪
スキンケアにおいて冬の肌トラブルを防ぐカギは、乾燥肌を予防すること。
毎日のこまめな保湿ケアにおすすめなのが、moani organicsのローションや美容クリーム、ホホバオイルです。
「MOISTURE LOTION」は、ヒアルロン酸以上に水を蓄える力をもつシロキクラゲエキスを配合した保湿に特化した化粧水。適度なとろみで素肌に吸い付くように浸透し、後からしっとり、もっちりとした使用感を味わうことができます。
原料の99%が天然由来成分でできており、肌に優しく、デリケートな肌の方も安心。乾燥しやすく敏感になっている冬肌に潤いを与えながら、きめ細やかな素肌へと導いてくれます。
「MOISTURE LOTION」で潤いを与えたら、美容クリームでしっかりと保護を。
こちらもダマスクバラ花水やウチワサボテン種子油など、天然の美容成分を厳選したっぷりと配合。もちろん99%天然由来成分を配合したオーガニック処方です。
なめらかなテクスチャーが心地よく、すーっと肌に伸びたあとは、肌全体がしっとりと柔らかくなったような仕上がりに。
クリームとは思えないさらりとしたつけ心地で、ファンデーションの下地としても使えます。
さらに、皮脂の分泌低下の予防にはホホバオイルがおすすめ。
私たちの肌の皮脂の約25%はワックスエステルという成分でできており、このワックスエステルが肌のバリアー機能を担っています。そして、このワックスエステルを多量に含む唯一の植物由来の抽出物がホホバオイルです。
皮脂にとても近い性質を持つため、ホホバオイルは肌に優しく、肌になじんで肌のバリアー機能をサポートするのに有効に働きます。
また、moani organicsのゴールデン・ホホバオイルは、純度100%の非精製オイル。溶剤による抽出・化学的処理・加熱を施していないので、ホホバが本来持っている天然トコフェロール(ビタミンE)、アミノ酸、ミネラル、ビタミンA・B・Dといった豊富な栄養素を保持しています。こうした豊富な栄養素は、肌の新陳代謝を促し、肌の血行を良くする働きを助け、シミやくすみのない健康的な素肌へと導いてくれます。
ホホバオイルは、化粧水の前後に使用したり、乾燥が気になる部分に適宜塗布するなど、オールマイティに使えるので1本あると便利! 乾燥肌のお助けオイルになってくれるはずです。
まとめ
冬の肌トラブルの原因と、その予防、ケア方法をご紹介しました。
外気の乾燥が進む季節は、どうしても肌の水分も蒸散してしまうため、原因や対処を理解して自分なりにしっかりセルフケアしたいところ。自分の肌状態や、トラブルを起こしやすい傾向などがわかることでより適切にケアできるようになるでしょう。
睡眠や食事など、インナーケアも実践しながら、乾燥知らずの健やかな肌で冬を乗り切りましょう。