ホホバ種子油の効能とオススメの使い方を解説!
スキンケアの時、化粧水、美容液に加えてオイルを使うことはありますか?
オイルにも様々な種類があり、アルガンオイル、アーモンドオイルなどは、聞いたことがあるかもしれませんね。
でも、どんな時に使えばいいのか実はよくわかっていない…という人は意外と多いのでは?
そこで今回は、肌なじみが良く、様々なシーンで活用できる「ホホバ種子油」についてご紹介!肌への効能や効果的な使い方について解説していきましょう。
・肌なじみの良さには理由がある
・クレンジングや頭皮ケアにも!ホホバ種子油の活用法
◎美容オイルとして使う時は…
◎ニキビ肌のケアに
◎クレンジングオイルに
◎頭皮のケアに
◎ボディオイルとして
・全身に使えるmoani organicsのゴールデン・ホホバオイル
◎まとめ
ホホバ種子油ってどんなオイル?
「ホホバ種子油」とは、ホホバという植物の種子から抽出したオイルで、ホホバオイル、ホホバ油などとも呼ばれます。
ホホバは、アメリカ南西部の乾燥した地域に自生する植物。他の植物ではなかなか生育できないような過酷な条件でも生き延びられる生命力を持ち、特に熱や乾燥に強いのが大きな特徴です。
その種子からとれる種子油も熱に強く、370℃以上の高温で4日間熱し続けても品質に変化がなかったという実験結果があるほど。他の植物オイルと比べて酸化しにくく、経年劣化がないというのはホホバ種子油の大きな利点とも言えるでしょう。
また、“種子油”と呼ばれていますが、主成分は油ではなく「ワックスエステル」という液体ワックス。いわゆる“蝋(ロウ)”です。
このホホバ種子油を、アメリカンインディアンは「聖薬」として怪我や皮膚の治療に使ったり、食用油として利用していたそう。古くからその効能は認められ、乾燥地帯で暮らすインディアン達にとっても生活に欠かせない必需品だったようです。
肌なじみの良さには理由がある
ホホバ種子油は、97%が「ワックスエステル」で構成される液体ワックス。その含有量は他に類を見ないほど…というよりも、ワックスエステルを含む植物は地球上探してもホホバ以外にないのだとか。
このワックスエステルという成分を、実は人間の皮膚がもっています。
皮脂に25%ほど含まれており、肌内部の潤いを保ちながら水分の蒸発を防ぎ、また、外界からの異物の侵入を防ぐバリアー機能を担う重要な成分とされています。
こうした特徴から、ホホバ種子油は人の皮脂と似た分子構造を持つため、肌なじみが良く、また、かぶれなどのトラブルが起こりにくいため敏感肌の人にも使いやすいオイルとして知られているのです。
また、皮脂に含まれるワックスエステルは加齢とともに失われ、食べ物などで補うことができない成分。
そのため、ワックスエステルを含むホホバ種子油でエイジングケア(年齢に応じたお手入れ)を行うことで、肌の潤いバランスを整え健やかな素肌に導く効果も期待できます。
クレンジングや頭皮ケアにも!ホホバ種子油の活用法
ホホバ種子油は分子構造のレベルで人の皮膚と相性がいいことから、顔や手のスキンケアだけでなく、様々な用途に使えるマルチなオイルでもあります。いくつかおすすめの使い方をご紹介しましょう。
美容オイルとして使う時は…
肌のバリアー機能にアプローチし、潤いやハリ、キメを整えてくれる効果が期待できるホホバ種子油。浸透力にも優れているため、美容オイルとして愛用している人が多いかもしれません。
スキンケアでホホバ種子油を使用する時は、「化粧水の前」「化粧水やクリームの後」など、タイミングに迷うかもしれませんが、化粧水の前に使用すれば、ホホバ種子油がブースター(導入液)となり、化粧水を速やかに角質層へと届ける役目を果たしてくれます。
一方で、化粧水やクリームの後に使えば、ワックスエステルの作用で肌に膜を作り、肌に与えた水分や栄養を閉じ込める役目を担ってくれます。
また、ホホバ種子油は皮脂となじんで、毛穴に詰まった脂や汚れを取り除く作用も期待できるので、マッサージするように優しく顔全体に塗り広げ、角栓ケアに活用することもできます。
ニキビ肌のケアに
ニキビは、肌のターンオーバーがうまくいかず、毛穴に詰まった皮脂や汚れにアクネ菌が増殖し、赤色や白色の出来物として現れます。上述したように、ホホバ種子油には毛穴に詰まった脂や汚れを取り除く作用がありため、ニキビの温床となる毛穴汚れの除去、角栓ケアのオイルとして使うことができます。
肌を清潔に保ち、ニキビを抑えて健やかな肌状態をキープするのにも役立てることができます。
ーーー>ニキビ肌のケアに使えるホホバオイルの詳細は「ニキビ肌のケアにホホバオイルを使ってOK?肌にいい理由を解説」をcheck!
クレンジングオイルに
皮脂となじんでメイクを浮かせてくれるだけでなく、毛穴の汚れまでしっかり除去してくれるホホバ種子油は、メイク落としとして使用するのもOK。
浸透力にも優れているので、メイクを落としながら肌のバリアー機能にもアプローチし、お肌の潤いもキープ。そんな一石二鳥の効果も期待できそうです。
頭皮のケアに
クレンジンクの効果と同じく、ホホバ種子油は頭皮の毛穴詰まりや汚れ除去にも使用可能。
頭皮が乾燥するとかゆみやフケの原因にもなるので、ホホバ種子油で保湿するのも頭皮の健康維持に役立ちます。
主成分がワックスエステルのホホバ種子油は、オイルのようなベタ付きもないので、使用感が心地いいのも嬉しいですね。
ボディオイルとして
肌なじみが良く、ベタつかないホホバ種子油は、ボディオイルとしても使うのもおすすめ。
乾燥で肌にかゆみを感じたり、肘や首回り、足首など部分的に乾燥がきになる部分をケアするのにもホホバ種子油は有効的です。
全身に使えるmoani organicsのゴールデンホホバオイル
スキンケアだけでなく、クレンジングや頭皮ケア、ボディケアなどに幅広く使用することができるホホバ種子油。moani organicsでは、ゴールデン・ホホバオイル【ラベンダー&ティーツリー】【無香料】の2種類をラインナップ。いずれも、鮮やかな黄金色をした純度100%、非精製のホホバ種子油です。
ホホバ種子油には、無色透明のものもあるのですが、これは溶剤による抽出・化学的処理・加熱が施されています。一方、maoni organicsのゴールデン・ホホバオイルは、ホホバが本来持っている天然トコフェロール(ビタミンE)、アミノ酸、ミネラル、ビタミンA・B・Dといった豊富な栄養素を、精製の過程で損なうことなく保持。
ビタミンEは「若さのビタミン」とも言われ、抗酸化作用に優れ、肌のバリアー機能や血行促進に役立つ栄養素。また、アミノ酸やビタミン類には肌の新陳代謝を促し、血行をよくする働きを助ける作用があります。
こうした肌の再生、健康に欠かせない栄養素が含まれるゴールデン・ホホバオイルは、それ自体の高い浸透力で様々な栄養素を角質へと運んでくれます。同時に、ワックスエステルの効果で肌のバリアー機能改善にもアプローチ。すっと肌になじみ、しっとりと潤いのある吸いつくような健康的な素肌へと導いてくれます。
非精製の純度100%なだけでなく、原料のすべてが有機栽培されたオーガニック。完熟したホホバの実だけを一つ一つ丁寧に収穫し、低温・低圧のコールドプレスで抽出しています。一切の化学物質を使用しておらず、国際的な有機認定機関「エコサート」の厳しい基準もクリア。お肌に優しく、地球環境にも貢献する世界基準のオーガニックコスメです。
多用途に使えるホホバ種子油だからこそ、お肌にも環境にもいいものを選びたいですよね。その両方を叶えるmoani origanicsのゴールデン・ホホバオイルは、一度使ったら手放せないマルチなオイルとして活躍してくれるでしょう。
まとめ
ホホバ種子油の特徴や効能、使い方について紹介してきました。
様々な場面で便利に使えるホホバ種子油は、デイリーケアにはもちろん、ニキビ肌や乾燥、エイジングケア(年齢に応じたお手入れ)など、お肌の悩みにも応えてくれるオイルです。
日々愛用することで肌トラブルを未然に防ぎ、自分自身の素肌を健康に保つことにも繋がります。また、そうした習慣を続けることで自分の肌、頭皮や髪の状態を知り、自分にあった方法でセルフケア、セルフメンテナンスができるようになるはず。
大切な素肌や髪だからこそ、自分自身でその状態を把握しながら適切にケアしたいですよね。ホホバ種子油を使って、自分らしいスキンケア、ボディケアを始めてみてはいかがでしょうか。