ニキビ肌のケアにホホバオイルを使ってOK?肌にいい理由を解説

ニキビ肌のケアにホホバオイルを使ってOK?肌にいい理由を解説

10代の頃、なかなか治らないニキビ肌に悩まされた人は多いはず。

大人になっても、メイクをしたまま寝てしまったり、仕事が立て込んだり、飲み会が続いて不規則な生活を続けると決まって出てくる吹き出物(大人ニキビ)。 

早く治したいけど、薬を買うほどでもないし…と、そのまま放っておく人も多いかもしれません。 

でも、ニキビができるということは、肌のターンオーバーがうまくいっていない証拠。洗顔や保湿などのデイリーケアで肌を清潔に保つことが基本になりますが、これに加えて、ホホバオイルを取り入れるのがおすすめです。

この記事では、ニキビができる原因とケアにおすすめのホホバオイルについてご紹介します。オイルはニキビに良くないというイメージもありますが、ホホバオイルの特徴とニキビ肌への効果を解説していきましょう。

・ニキビができる仕組みって?

・ニキビを予防するにはどんなケア法がいい?

・ニキビ肌のケアに使える ホホバオイルの特徴と効果

 ◎皮脂の成分とよく似た性質を持つ               

 ◎皮脂の汚れをオイルで溶かして除去する 

 ◎アクネ菌のエサなりにくいオイルの一つ 

・moani organicsのホホバオイルでスキンケアを

 ◎まとめ  


ニキビができる仕組みって?

鼻や口の周り、フェイスラインなどにできるニキビ。

赤い発疹ができることもあれば、膿が溜まって触ると痛いものなど症状も様々ですが、ニキビとは、毛穴が詰まって、中で炎症が起きている状態のこと。

肌は、正常な状態であれば約28日のサイクルでターンオーバーしており、古い角質が剥がれ落ち、新しい皮膚細胞が生まれるという新陳代謝を繰り返しています。

このターンーオーバーが、加齢やホルモンバランスの乱れ、ストレスなど、何らかの原因でうまくいかなくなると古い角質が剥がれ落ちず毛穴に残り、そこに皮脂や汚れが溜まってニキビの原因となります。

毛穴が詰まり、皮脂や汚れが溜まった状態の皮膚内では、ニキビの元となる「アクネ菌」が増殖。炎症が起こり、これがニキビとして肌表面に現れてくるのです。

ニキビの元になるアクネ菌という細菌は、常在菌としてどんな人の肌にも存在します。

肌状態が健康であれば、アクネ菌は毛穴の中で増殖することはないのですが、皮脂を栄養源にしているため皮脂が溜まった毛穴は絶好の繁殖場所となってしまいます。

また、このようなアクネ菌の特性から、もともと皮脂分泌の多い肌質の方はニキビになりやすく、普通肌よりも丁寧なケアが必要な場合も。

ニキビの温床となる毛穴の詰まりを作らないこと。これがニキビ予防の基本となります。日頃から肌に負担をかけないような生活リズム、食事を心がけ、正常なターンオーバーが行われる毛穴詰まりのない清潔な肌状態をキープすることが大切です。

 

ニキビを予防するにはどんなケア法がいい?

ニキビ予防の基本は、まずは肌を清潔に保つこと。肌に優しい石鹸や洗顔料で優しく洗い、ぬるま湯などで丁寧にすすぎ、保湿もしっかり行いましょう。

また、肌のターンオーバーが正常に行われるように体調管理を怠らないことも重要。

栄養バランスのとれた食事を意識したり、睡眠をしっかりとる、湯船に使って心身ともにリラックスできる時間を作るなど、心地よく過ごせる生活習慣を自分で築くことも大切です。

しかし、こうしたケアをしていても、加齢による新陳代謝の低下や、酷暑など季節によって肌がダメージを受け、毛穴が詰まり、皮脂や汚れが溜まってしまうこともあります。

そんな時、肌の汚れや皮脂を優しく効果的に除去して、清潔に保つのにおすすめなのがホホバオイルです。

ホホバオイルは、ホホバという植物の種子から抽出したオイル。

保湿性、抗菌作用に優れた美容オイルとして、スキンケアだけでなく髪やボディケアオイルとして愛用している人も多いかもしれません。

そんなホホバオイルが、ニキビ肌にも使える理由とは? 特徴やその効果をみていきましょう。

 

ニキビ肌のケアに使える ホホバオイルの特徴と効果

皮脂の成分とよく似た性質を持つ

ホホバオイルの最大の特徴は、主成分が「ワックスエステル」であること。

このワックスエステルは、人間の皮脂にも25%含まれており、肌の水分の損失を防ぐ保湿機能と、外界からの異物の侵入を防ぐバリア機能を担い、肌の潤いや弾力を守ってくれています。

ホホバオイルは、97%がワックスエステルで構成されており、人間の皮脂と似たような性質を持つために肌なじみが良く、肌内部(角質層まで)への浸透性も高いという特徴があります。

さらに、ゴールデンホホバオイル(非精製の金色のオイル)にはビタミンEやアミノ酸、ミネラル、ビタミンABDといった豊富な栄養素が含まれているため、肌の角質層まで浸透して健康的な美しい肌へと導いてくれるのです。

乾燥しやすい肌に潤いを補うのはもちろん、刺激が少なく肌質を選ばず使えるので、敏感肌の人や赤ちゃんにも使用できるマルチなオイル。そもそも、肌に優しい美容オイルとして優秀なのです。

 

皮脂の汚れをオイルで溶かして除去する

ニキビ肌は、肌のターンオーバがうまくいかず、毛穴に皮脂や汚れが詰まった状態。そんな状態にホホバオイルを使うのは逆効果では?と思ってしまうかもしれませんが、メイク落としをする時もオイルクレンジングを使うこと、ありますよね? 

その原理と同じで、皮脂の汚れを落とすには、オイルは有効な手段です。その上ホホバオイルは皮脂と近い構成なので、皮脂と混ざり合って汚れを溶かして取り除き、毛穴をキレイにしてくれます。

この作用は、ニキビができてしまった時のケアにも有効ですが、日頃からホホバオイルを使い、毛穴の汚れを防ぐことでニキビができにくいキレイな肌を保ち、潤いや弾力のある健康な肌を保つのにも役立ちます。

 

アクネ菌のエサなりにくいオイルの一つ

ニキビの原因となるアクネ菌は、皮脂を栄養源に繁殖します。

しかし、ホホバオイルは97%が「ワックスエステル」という液体ロウで構成される特性を持つため、アクネ菌のエサにはなりにくいオイルとされています。

アクネ菌のエサになりにくいだけでなく、肌なじみがよく余分な皮脂を落としてくれる働きも持っているため、ニキビ肌にも使用可能です。

潤いを与えてハリやツヤを引き出してくれる効果も期待できます。

 

moani organicsのホホバオイルでスキンケアを

ホホバオイルには、「無色透明のホホバオイル」と「ゴールデン・ホホバオイル」の2種類があり、ニキビ肌のケアにおすすめなのはゴールデン・ホホバオイルです。

moani organicsの「ゴールデン・ホホバオイル」は、純度100%、非精製のホホバオイル。溶剤による抽出・化学的処理・加熱処理を行なっていないため、ホホバが本来持っている天然トコフェロール(ビタミンE)やアミノ酸、ミネラル、ビタミンABDといった肌にいい栄養素を失うことなく豊富に保持しています。

あまり知られていませんが、ビタミンEは「若さのビタミン」とも言われ、抗酸化作用、バリア機能、血行促進作用など、様々な老化を防ぐ働きをもっており、ビタミンEを含むホホバオイルは、ニキビ肌のケアをはじめエイジングケア(年齢に応じたお手入れ)にもおすすめです。

さらに、ゴールデン・ホホバオイルは分子構造が安定しており、劣化しにくいのも大きな特徴。防腐剤や安定剤が無添加でも半永久的に腐らないほどで、その効果や品質を保持したまま使うことができます。

肌老化の大きな原因は「酸化」ですから、非常に高い抗酸化力を持つホホバオイルは、加齢とともに失われていくバリア機能を補う役目も果たしてくれます。

ニキビの原因となる毛穴の汚れを除去し、肌に栄養と潤いを与えながら健康的な素肌へと導いてくれるホホバオイル。低刺激で肌にやさしいので、ニキビができやすい人や、肌質に合ったスキンケアがなかなか見つからないという人も、ホホバオイルならその悩みが解消するかもしれません。

 

まとめ

肌の状態は、体調や季節によっても日々変化しています。

正常にターンオーバーを繰り返す健康的な美しい素肌を保つためにも、愛用するスキンケアアイテムは吟味したいところです。 

いつものスキンケアにゴールデンホホバオイルをプラスすることで、肌状態が美しく改善され、長期的な美肌づくりを叶えることができそうです。

ぜひ一度、使ってみてはいかがでしょうか。