ブルーライトで肌が老化するって本当?影響と予防策を知ろう
スマホやパソコン、タブレットやゲーム機の画面から出るブルーライト。
長時間見すぎると眼精疲労や視力低下を招き、眼によくないことは知られているかもしれませんが、実は肌にも悪影響を及ぼすこと、知っていますか?
スマホやPCは、私たちの暮らしに欠かせない必需品です。特にスマホは、朝起きてから移動中、仕事中、そして就寝寸前まで、四六時中眺めている人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ブルーライトが肌に及ぼす影響やその予防策について紹介します。日常的に浴びる機会が増えてしまったブルーライトから、肌を守る方法を覚えましょう。
・肌にはどんな影響がある?
・ブルーライトから肌を守る方法
◎スマホやPC画面を調節する
◎スマホの使用時間をできるだけ増やさない
◎ブルーライトをカットする日焼け止めを使用する
・moani organicsの日焼け止めでブルーライトをカット
◎まとめ
ブルーライトとは?
ブルーライトというと、デジタル機器が発する光というイメージがありますが、紫外線や赤外線などと同じく、太陽から放出される光の一つです。
光には波長があり、波長が短いほどエネルギーが強いという特徴があります。
光の中で、最も波長が短いのは紫外線。最も長いのは赤外線です。
紫外線は日焼けの原因になったり、肌や髪にダメージを与えるなど、そのエネルギーの強さはご存知の通り。ブルーライトは紫外線の次に波長が短く、人の目で見ることができる光(=可視光線※紫外線は眼に見えない不可視光線)の中で、最もエネルギーが強い光です。
また、エネルギーが強いだけでなく、紫外線と似た特性がブルーライトにもあるため、長時間、近距離で浴びることで肌はダメージを受けてしまいます。
紫外線を浴びると、日焼けや肌の炎症が引き起こされ、シミやしわ、たるみなどの原因になりますよね。それと似たようなことが、実はブルーライトでも起こってしまうのです。
肌にはどんな影響がある?
ブルーライトが紫外線と似た性質を持っていることは先述しました。では、紫外線にはどんな性質があるのでしょうか?
紫外線の特性を紹介しながら、ブルーライトが肌に与える影響をみていきましょう。
まず、紫外線にはUV-A、UV-Bの2種類があり、それぞれ肌に与える影響が異なります。
ちなみに、UVとはUltra Violetの略。直訳すると「超紫」なのですが、紫の程度が大きいということではなく、「紫を超える」という意味。紫外線は、目に見える光の中で最も波長が短い紫を超えて、さらに外にある光という意味で「紫外」線と呼ばれています。英語のUVも、「Ultra=超える、向こう側」という意味で使われており、紫外線=Ultra Violetとなります。
UV-Aは、肌の奥まで届いて日焼けを引き起こす原因となります。一方UV-BはUV-Aよりも肌に与える作用が大きく、UV-Bを浴びると肌の表面組織が炎症を起こし、熱をもって火傷をしたような状態になります。
ブルーライトは、このUV-A、UV-B両方ともに似た特性を持っており、よりUV-Aに近い影響を肌に与えます。
具体的には、UV-Aと同様に肌の真皮層にまで届き、肌のハリや弾力を担うコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを作る繊維芽細胞にダメージを与えます。
繊維芽細胞は、肌の潤いや弾力を作り出す源でもあり、この細胞がダメージを受けることで、コラーゲンやエラスチンの産生が減少し、たるみやシワの原因となります
さらに、日焼けこそしませんが、ブルーライトが真皮層に届くことでメラニンが発生し、色素沈着を引き起こします。そして、それが時間をかけてシミやくすみとなって肌表面に現れることも…。
デジタル機器を眺めているだけでシミが増えるなんて信じられないかもしれませんが、ブルーライトには、紫外線ととてもよく似た性質があるため、長時間、あるいは近距離で浴び続けることは肌にとって負担になることを覚えておきましょう。
ブルーライトから肌を守る方法
日常生活の中でスマホが手放せないいま、ブルーライトをまったく浴びないようにすることは不可能でしょう。
浴びないようにするどころか、直近10年で1日あたり80分以上も増加しているという調査(博報堂DYメディアパートナーズ/メディア環境研究所「メディア定点調査2017」による)もあるほど、私たちの生活はブルーライトに囲まれています。
では、ブルーライトの影響をできるだけ軽減するにはどうすればいいのでしょうか。その方法をいくつかご紹介しましょう。
スマホやPC画面を調節する
すぐに実践できる対策としては、スマホやPC画面の明度を下げることでブルーライトの放出量を少しでも抑えることができます。
また、PCのモニタ画面の設定を変更し、青色光のレベルを下げるとブルーライト対策に。スマホやPCモニタにブルーライトをカットするフィルムを貼るのもおすすめです。
スマホの使用時間をできるだけ増やさない
スマホやゲーム機をはじめ、PC、液晶テレビ、LED照明など、ブルーライトを発する家電やデジタル機器は数多くあります。なかでもスマホやゲーム機の放出量が特に多いので、ブルーライト対策をするならこの2つの使用時間を意識することも重要。
さらに、ブルーライトは体内時計に影響を与える光とも言われており、ブルーライトを見過ぎると脳が必要以上に刺激を受け、体内リズムが乱れて睡眠の質が低下したり、自律神経やホルモンバランスが乱れるなど、人間の生命維持機能そのものにも様々な影響を与えます。
自律神経の乱れは免疫低下にもつながり、免疫低下によって便秘や肌トラブルが起こりやすくなり、肌がくすんだり、ハリが失われるなどの不調が現れます。
このように、ブルーライトの影響は、「浴びる」だけでなく「見る」ことでも起こるため、デジタル機器の使用時間を制限したり、見ない時間を意識的に作ることは総合的に肌を守ることにも繋がっていきます。
ブルーライトをカットする日焼け止めを使用する
ブルーライトカット効果のある日焼け止めを使用することで、肌を直接ブルーライトから守る方法も有効です。
さらに、日焼け止めをベースメイクとして使えば、日常的にブルーライト対策が可能になります。
リモートワークが増えて、スマホやパソコンを見る時間がどうしても増えてしまう昨今。ブルーライトをカットできる日焼け止めは、ウィズコロナ、アフターコロナのニューノーマル時代にも必需品となるのではないでしょうか。
moani organicsの日焼け止めでブルーライトをカット
moani organicsの「UV SKIN PROTECT MILK」は、紫外線だけでなくブルーライトのカット効果も持つ日焼け止め。青色光透過試験でカット率76.5%という結果が出ており、ブルーライト対策に有効です。
日焼け止めでありながら、ミルクのようなさらりとしたテクスチャーで肌なじみが良く、化粧下地に使えるのも大きな魅力。
肌につけるとすっとなじんで広がり、肌内部がしっとりと潤うのがわかります。日焼け止め特有の重さがまったくないので、デイリーに愛用できるのは嬉しいポイントですね。
肌をブルーライトから守るための日焼け止めだからこそ、安全性や品質にもこだわりたいところ。
UV SKIN PROTECT MILKは、100%天然由来成分を配合し、肌ストレスの原因となる石油由来成分や合成添加物を徹底的に排除。また、国際的な有機認定機関「ECOCERT(エコサート)」による厳しいオーガニック基準をクリアしており、第三者機関によって認められた人と環境に優しいオーガニックコスメです。
また、有機栽培のアロエベラ液汁、ホホバオイル、ココナッツオイル、アーモンドオイル、アボカドオイルの5つのオーガニックオイルを贅沢に配合し、日焼け止めとして紫外線やブルーライトをカットするだけでなく、美容液のように肌に潤いを与え、肌荒れや乾燥などの外部刺激から肌を守ってくれます。
化粧下地として使うことで、肌をトータルでケアできる日焼け止めは1本あるとメイクもブルーライト&UV対策もグッと楽になりそうですね。
まとめ
日常生活の中で、ブルーライトの影響は今後も大きくなっていくでしょう。
ブルーライトによる身体や肌への負担、さらにその対策を知ることで、無意識にブルーライトを浴び続けてしまうリスクを減らすことが可能です。
日焼け止めも上手に活用して、美しく健康的な素肌をキープしていきたいですね。