【健康と美容に効く】サップヨガの魅力や効果
運動の経験がなくても気軽にトライでき、心身のリラックスや体調管理に役立つと人気のヨガ。
最近では、リモートでヨガレッスンを受ける人も増えている中、プールや海の上で行う「サップヨガ」にも注目が集まっています。
サップヨガとは、水面に浮かべたサップボードの上でヨガをすること。ゆらゆらと揺れるボードの上でヨガポーズをとるため、一般的なヨガとはまた違った効果や魅力があるようです。
そこで、サップヨガとはどのようなアクティビティなのか?その効果や魅力、始め方について解説します。
・サップヨガはどうやるの?
・サップヨガの魅力と効果
◎体幹(インナーマッスル)を効果的に鍛えられる
◎集中力アップ
◎バランス感覚の向上
◎癒し&リラックス効果
・サップヨガをする時の必需品は?
◎日焼け止めなどのUVアイテム
◎ウエアでも日焼け対策を
◎まとめ
サップ(SUP)ってどんなスポーツ?
サップヨガをやってみたいけれど、「サップ」ってなんだろう?という人も多いかもしれません。
サップとは、Stand up paddle(スタンドアップパドル)の略。
サーフボードよりも大きく、浮力も安定感もあるボードの上に立って乗り、パドルを漕いでクルージングしたり、一人乗りのボートのようにして釣りなども楽しむことができます。
もともとは、1960年代にハワイのローカルサーファー達によって、波のない日でもサーフィンのトレーニングができるようにと開発されたのがサップの始まり。海の上でゆったりとクルージングできるほか、波に乗ったりやスピードを競うこともできるので、サップ・サーフィンやサップレースの大会が日本各地で開催されています。
サーフボードよりも安定しているサップは、マリンアクティビティの初心者でもトライしやすく、ファミリーなど年齢に幅があっても同じように楽しめることから、ここ数年で一気にブームに。
また、サップの上でバランスをとりながらパドルを漕ぐ動作を繰り返すことで自然と体幹が鍛えられ、楽しみながら有酸素運動ができるというのも魅力の一つです。
サップヨガはどうやるの?
このサップボードを使って行うのがサップヨガです。プールでエクササイズとして行う場合もありますが、やはり海や湖など、自然の中で行うのがおすすめです。
サップのボードには、サーフボードのようなカーボン製のハードボードと、空気を注入して膨らませるインフレータブルボードの2種類があります。
最近ではサップヨガ専用のボードもあるようですが、基本的にはハードボード、インフレータブルボード、どちらを使っても問題ありません。スクールなどではインフレータブルボードを使用するケースが多いようです。
海や湖でサップヨガをする時は、ボードが流されないようにアンカーとリーシュコードを繋ぎ、ボードを固定します。波打ち際などの浅い場所で行う時も、ボードを固定することは忘れないようにしましょう。
ボードを固定したら、あとはその上でヨガをするだけ!風に吹かれながらゆったりと優雅にヨガを楽しめそうなイメージもありますが、水上に浮かぶボードの上でヨガのポーズをとるのは想像以上に難しいはず。
ヨガマットの上ではできていたヨガポーズが全然できなかったり、落水して盛り上がったりと、通常のヨガでは味わえない楽しみが詰まっているのも大きな魅力です。
サップヨガの魅力と効果
ヨガマットの上で行うヨガとは異なる難しさ、楽しさがいっぱいのサップヨガ。トレーニングやダイエット効果も期待できる、その魅力を以下にまとめました。
◎体幹(インナーマッスル)を効果的に鍛えられる
片足でバランスをとったり、骨盤を意識して動くヨガは、体幹が鍛えられると聞いたことがあるかもしれません。
サップヨガは、さらに水に浮かぶ不安定なボードの上で行うため、体幹部分の筋肉はもちろん、普段使わない細かい筋肉にまで刺激が入り、体幹トレーニング効果は絶大です。
体幹が鍛えられると、姿勢が良くなったり、疲れにくく脂肪が燃えやすい体づくりにつながるなど、いいこと尽くし。ボディメイクやダイエットにも効果が期待できます。
◎集中力アップ
ヨガマットの上で行うヨガの場合、片足立ちやお尻を支点にV字になるポーズなどヨガ特有の動きはあるものの、態勢が崩れてもすぐに立て直すことができます。
しかし、サップヨガで一度体勢を崩せば…あっという間に落水!
海の上なら波の影響も受けるので、足の裏から指先、頭のてっぺんまで神経を集中させないとポーズはとれません。そのため、通常のヨガよりも集中力を養うことができるのです。
◎バランス感覚の向上
不安定なボードの上で行うサップヨガは、はじめは両足で立つだけでも難しいかもしれません。
しかし、繰り返すことで身体の感覚が養われ、バランス感覚もアップ。
身体のバランスをとるためには、骨盤の位置や身体の左右差を整えることも必要なので、サップヨガを続けることでを身体の歪みが取れ、肩凝りなどの不調が解消するなど、嬉しい効果を実感できることもありそうです。
◎癒し&リラックス効果
ヨガにはもともと、リラックスや癒し、心身のリフレッシュに効果があるとされていますが、太陽のもと、自然の中で行うサップヨガは開放感満点!
ヨガの呼吸によって感度が増した心身に、波や風の音、木々の匂いや鳥の鳴き声など…自然の優しいエネルギーが流れ込んでくるような心地よさを感じることができます。
また、落水するのもサップヨガの醍醐味の一つ。
ボードの上で集中し、時には落ちて笑顔になって…、そんな五感をフルに使って楽しむサップヨガは、エクササイズの枠を超えた楽しみや喜び、充実感を得ることができるアクティビティなのです。
サップヨガをするときの必需品は?
サップボードやパドル、リーシュコードの他にも、サップヨガを楽しむために押さえておきたいアイテムをご紹介。
特に大事なのがUV対策アイテムです。アウトドアで行うサップヨガだからこそ、準備&対策を万全にしておくことで満足度もアップしますよ。
◎日焼け止めなどのUVケアアイテム
日差しを浴びながら行うヨガは、インドアヨガでは味わえない心地よさや開放感があります。
しかし、海や湖、川の上では紫外線を遮るものがなく、気づいたら肌が真っ赤になってヒリヒリ痛い…など、トラブルを抱えてしまうことも。そうならないためにも、日焼け対策は必須です。
アウトドアなどのタフなコンディションでも、高い紫外線防御機能のある日焼け止めを選ぶと安心ですが、さらに落水することも考えて、ウォータープルーフのものをセレクトしておけば万全です。
おすすめは、moani organicsの「UV SKIN PROTECT MILK」。すべての原料が自然由来でありながら、SPF50+、PA++++と、国内最高レベルのUV防御力をもった肌に優しく、紫外線に強い日焼け止めです。
また、水や汗にも強いウォータープルーフなので、汗をかいたり落水しても流れ落ちてしまう心配がなく、汗と一緒に日焼け止めが目に入ったり、腕や足がヌルヌルするような不快感もありません。
肌につけると、すっとなじむミルクのようなテクスチャーも心地よく、日焼け止めを塗っているとは思えないような使用感も嬉しいポイント。UV SKIN PROTECT MILKを塗ったら、あとは自然に身を委ね、非日常空間でヨガを楽しむことだけに集中できます。
そして、サップヨガを楽しんだ後は、アフターケアも忘れずに。
日差しを浴びて敏感になった肌には、少しでも早い保湿が重要。日焼け後の肌のアフターケアに特化した「AFTER SUN MIST」は、紫外線を浴びて乾燥ダメージを受けた肌を優しく潤し、滑らかな肌に整えてくれます。
原料の99%が天然由来成分なので、火照って敏感になった素肌にも優しくアプローチ。ミスト状のローションが角質層まで浸透し、しっとり潤いをキープします。
ラベンダーとローズマリーのエッセンシャルオイルをブレンドした優しい香りにも癒され、アフターヨガに至福のリラックスタイムが楽しめるはず♪
◎ウェアでも日焼け対策を
日焼け止めに加えて、ウエア選びでもUV対策をしておくと安心です。
長袖のラッシュガードやレギンスなどで肌の露出はできるだけ少なくした方がベター。
長袖のウエアやレギンスは、濡れた状態であれば気化熱とともに熱を放出して涼しくなるため、水着や半袖、短パンなどの装備よりも熱中症対策に有効なのです。
また、頭部の保護や暑さ対策のため、帽子も準備しておきましょう。
まとめ
ヨガの中でも屋外で楽しめるサップヨガは、開放感や気持ち良さ、ワクワク感が味わえるアクティビティです。ゆらゆらと動くボードの上で行うヨガは非日常的でもあり、一度味わったら病みつきになるはず!旅先でレッスンを受けるのも楽しそうですね。ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。