日焼けした肌とはどんな状態?日焼けした肌に最適なオーガニック成分

日焼けした肌とはどんな状態?日焼けした肌に最適なオーガニック成分

一年を通して紫外線を浴びることが多いアウトドアシーン。

屋外のスポーツやレジャーで、ついつい日焼け止めを塗り直すのを忘れてしまったりして、気付いた時には肌が真っ赤に・・・!なんて経験をした人もいることでしょう。

なぜ、日焼けした時に人によって赤くなったり、ならなくなったりと個人差が生まれるのか知っていますか?

今回は、”紫外線を浴びた後”の肌の状態やケアについてご紹介します。

 

日焼けした肌とは?

◎サンバーンとサンタンの2つのタイプ

◎黒くなる要因は「メラニン」の量

日焼けした肌は「冷やして、保湿」

日焼けした肌におすすめのオーガニック成分

日焼けした肌とは?

私達が日焼けをしたとき、日焼けの仕方には個人差がありますよね。

「すぐ肌が赤くなり、そのまま黒くならない人」

「肌が赤くなった後、徐々に肌が黒くなる人」など。

”日焼け”と呼んでいる皮膚の炎症は、2つのタイプが存在するのです。

サンバーン

赤くなる日焼け、紅斑の事をサンバーンと呼びます。

主にUV-B派により、紫外線を浴びてから2~6時間後皮膚が赤くなり、痛みは6~48時間後に最もひどくなります。

サンタン

一方、主にUV-A派により、肌が黒っぽくなる日焼けの事をサンタンと呼びます。

紫外線を浴びてから24~72時間してから肌が小麦色に変色していき、消失するまでに数週間から数か月かかる人もいます。

※UV-AやUV-Bについての詳細はコチラ(※”日焼け止めには「PA」も大切”の箇所に記載)

皆さんはどちらのタイプに当てはまりますか?

これら2つのタイプに何故分かれるのかというと、

それは人の体内に存在する「メラニン」の色素量が関係してきます。

メラニンとは?

メラニンとは、人の肌や髪、瞳の色を決定する重要な因子の一つです。

メラニンの働きは、「有害な紫外線から皮膚を守ること」であり、紫外線を浴びると表皮の一番奥(基底層)の中にある”メラノサイト”という色素細胞からメラニンを生成し、皮膚を守ろうとします。

本来、メラニンを含んだ細胞はターンオーバーによって皮膚の表面へと押し上げられ、老廃物と一緒に体外に排出されますが、メラニンが過剰に生成されてしまうとメラニンが蓄積され、”シミ”や”ソバカス”へと繋がる原因となってしまいます。

 

メラニンの種類

メラニンには、「ユーメラニン」と「フェオメラニン」の2種類があります。

◎ユーメラニン:黒褐色系メラニン。肌の髪や色が黒っぽくなるメラニンです。

◎フェオメラニン:黄暖色系メラニン。肌の色は白く、髪の色は金髪のようになるメラニンです。

一般的に”メラニン”と呼ばれているものはこれら2つの総称になり、ユーメラニンとフェオメラニンが色々な比率で混ざったものになります。

メラニンの量は人種や個人によって様々です。

 

元々メラニン量が多い人はメラニンを生成する力が強く、日焼けした後に肌が黒くなりやすくなります。一方でメラニンの量が少ない人はメラニンを生成する力が弱く、肌が黒くなりにくいのです。

 

焼けした肌は「優しく、保湿」がポイント

炎天下で長時間活動をしたり、アウトドアシーンで強い紫外線を浴び、気付いたときには肌がヒリヒリと熱をもっていたなんてことも多いのではないでしょうか。

日焼けをした肌は、シンプルに、早めに、ケアをすることを心掛けましょう。

肌を冷やす

日焼けした部分が痛い、熱がこもって肌が熱い、そんなときはすぐに日焼けした部分を冷やしましょう。

熱がこもっている状態は炎症が起きていてとても敏感です。冷たい水や水に濡らしたタオルで優しく冷やしてあげましょう。

衣服が擦れるとむず痒く感じることもありますが、ぐっと我慢し、出来るだけ肌に触れることを避けるのが大切です。

しっかりと保湿

肌の火照りが治まった後、日焼け部分を化粧水や乳液でしっかりと保湿することも大切です。紫外線によるダメージは、肌のバリア機能を低下させ、肌の水分保持機能が弱まっています。

そんな敏感な状態では、普段使っている化粧水でも刺激に感じることもあるかもしれません。アルコール(エタノール)が配合されているものや、パラペン・フェノキシエタノールなどの刺激になり得る防腐剤の配合されている化粧品は避けることをおすすめします。

 

日焼けした肌に最適なオーガニック成分

オーガニック成分の中でも、日焼け肌の炎症を抑える効果を期待できる成分をいくつかご紹介します。

トウキンセンカエキス

キク科のトウキンセンカ(カレンデュラ)の花から抽出されたエキス。

古くから薬用植物として知れ渡り、火傷や炎症などの治療薬として使用されてきました。優れた抗炎症作用や鎮静作用があるため、ダメージを受けた細胞を保護し、回復させシワやたるみを防いでくれます。

セイヨウハッカ油

シソ科のペパーミントから得られるオイル。

セイヨウハッカにはメントールが含まれていて、冷却作用があります。肌に触れるとひんやりとした感触をもち、汗や日焼けによる炎症、肌のほてりに最適です。ペパーミントの香りは鎮静や疲労の緩和としても使用されることが多いのが特徴です。

カミツレ花エキス

カミツレ花(カモミール)から得られるエキス。

カモミールは古くから、ハーブティーなどの飲料や民間薬としても使用され心身共にリラックス効果として取り入れられてきました。「カズマレン」や「ビサボロール」などの抗炎症成分を主成分とし、肌を鎮めて紫外線ダメージによるシミやソバカスの色素沈着を抑える働きをします。

セイヨウニワトコ花エキス

セイヨウニワトコの花から抽出して得られるエキス。

花の部分は「エルダーフラワー」と呼ばれ、ヨーロッパの伝統医学とアメリカ先住民の伝統医学に用いれられてきた歴史があります。成分にはポリフェノールに一種である「ケルセチン」や「クロロゲン酸」、さらに抗酸化作用をもつビタミンCの働きをサポートする「ビタミンP」も含んでおり、日焼けした肌に適しています。紫外線ダメージを受けた肌の炎症を抑え、肌を落ち着かせてくれます。

 

代表的な成分のほんの一部をご紹介させていただきましたが、皆さんのお手持ちの化粧品にこれらの成分はありましたか?1つの成分でも色々な作用が含まれているので、普段使っている化粧品の成分を調べてみるのも面白いですよ。

 

moani organicsでは日焼け肌のケアに特化した保湿化粧水、”AFTER SUN MIST"を発売しています。AFTER SUN MISTはカミツレ花エキスやセイヨウハッカ油、トウキンセンカ花エキスを配合し、日焼けして火照った肌を優しくケアできます。細かい霧状のミストタイプなので、いつ・どこでも顔、身体に使えます。

気になる方は商品ページをご覧ください。