プロサーファー/ピラティス・インストラクター
水野 亜彩子
プロサーファーの水野亜彩子さん(以下:アサコさん)
moani organicsでは、2016年8月にも彼女に取材を行っているが、時が経ち、現況がどのように変化したのか教えてもらうことにした。
サーフィン大会の解説者として
アサコさんは、現在、大会に参戦する競技者としての活動は休止し、サーフィンの国内プロ大会であるJPSAツアーや国際大会のWSLの日本で行われる大会での解説者、選手へのインタビュアーとしての業務を行っている。
主だったプロのサーフィン大会はインターネットでライブ配信が行われており、全国で多くのファンがモニター越しにプロサーファー達の戦いを観戦している。
大会中継においての解説者の存在は重要で、波と言う絶えず変化する自然相手の競技であり、採点方法も一般の人には理解しにくい独特な面もあるため、その解説や選手へのインタビューには高いスキルが求められる。
アサコさんは、元トップランクのプロ選手ならでは的確なコメントと、誰からも愛される柔らかい物腰しと美しいルックスで、解説者席にいなくてはならない存在である。
「大会のライブ映像をTVやスマホなどで見ている視聴者は、当たり前ですが画面でしか波が見えません。実際に生で見ると、映像で写っている部分より先の波は崩れてしまっていたり、波を乗りつなぐのが難しい状況であっても、映像で写っている部分だけ見ると良い波に見えてしまいますが、実際は違うことが多いです。モニター越しでも、現場の状況が正しく伝わるように気をつけて解説をしています」とアサコさん。
そして、海での演技を終えた選手へのインタビューの際にも色々と気遣いをしているそうだ。
「選手一人ひとりの個性は様々で、自分の気持ちを人前で話すのが得意な選手、不得意な選手がいます。その選手の個性に合わせて、例えば、シャイな選手でのインタビューでは予めその選手にまつわるエピソードや好きなジャンルの話題を事前に調べて、インタビューの中に織り込むことで緊張を解いて和ませるようにしたり、出来るだけスムースに話しやすくなるように工夫します」
サーフィンの必需品、日焼け止めについて
大会で戦う選手としてのサーフィンはもうしていないが、今も波があれば毎日海に入りサーフィンを楽しんでいるというアサコさん。
サーフィンに必需品の日焼け止めは、変わらず、moani organicsのUV SKIN PROTECT MILKを愛用しているそう。
「別のケミカルの日焼け止めを使用していたときは、肌が荒れたり、海で目に入って痛い思いをしたこともありましたけど、moani organicsの日焼け止めを使ってからそんなことは一度もなくなりました。
肌に優しいオーガニックの日焼け止めは、紫外線カット効果があまり強くないのかな、っていう勝手なイメージがありましたけど、moaniの日焼け止めは、SPF50+ PA++++のしっかりとしたスペックがありますし、塗った後の肌の乾燥が気になることもないです。
ビーチにいると、知らない女の子から、日焼け止めは何を使っていますか?って聞かれることがあるんですよ。その時はいつもこの日焼け止めをおすすめしているんです」
前回、彼女に取材を行ってから3年以上がたった今も、moani organicsのUV SKIN PROTECT MILKは彼女のサーフィンの大切なアイテムであるのだ。
アフターサーフの肌のケアも大切
「肌のケアでは、サーフィン前の紫外線対策が大切、というイメージが強いと思いますが、それと同じくらいサーフィン後の乾燥ケアは大切だと思います。
一度海に入ったら2時間くらいは海から出ないこともあります。だから海から上がった後、特に冬はしっかり保湿ケアしないと乾燥で肌が荒れてしまうんですよ」
海から上がった後は、moani organicsのMOISTURE LOTION(保湿化粧水)、MOISTURE CREAM(モイスチャークリーム)、GOLDEN JOJOBA OI(ゴールデン・ホホバオイル)で保湿を怠らないという。
「この3つのセットは欠かせないです。サーフィンをするとき必ず一式持っていってます。
波が良い日に2回サーフィンする場合も、1回海から上がって休憩では一度日焼け止めを落として、保湿ケアもしています」
お風呂上りも、朝のメイク前も、スキンケアはこの3つです。いつも愛用しています」
特にMOISTURE CREAMは、普段からバッグに入れて持ち歩いているくらいお気に入りだという。
「クリームなのにさらーって伸びるから、ちょっと乾燥が気になったときも簡単に塗ることが出来る。
この形も気に入っていて、細長いスティック容器だから小さいかばんにも入るし便利なんです」と教えてくれた。
サーフィンxピラティス
アサコさんは、小学4年生のときからサーフィンを始め、若干15歳、高校1年生の時にプロサーファーとなり、2014年にはJPSA年間ランキング2位の成績を収めている。
子供の頃から海に入り波に乗り続け、サーフィン一色の生活を送ってきた。
そんなサーフィンを中心にしたライフスタイルの中、ピラティスのインストラクターの資格も取得しているというから驚いた。
ピラティスを始めたきっかけは、やはりサーフィンのコンディショニングトレーニングだったという。
サーフィンでは片方の足に重心をかけるため骨盤が歪みやすくなったり、パドリングの時に腰を反る動きから、腰を痛めやすかったりするそう。
「ピラティスを始めてから、自分の身体と向き合えたような気がします。
ただ仰向けの状態から起き上がる動作でも、どこの筋肉や骨が動いているかまで意識しながら動くんです。
サーフィンで痛めた腰痛も身体の動かし方を意識することで改善出来たり、日常生活でも姿勢を正せるようになったり」
自分の身体の癖を知っていくことで、どんどんとのめり込んでいったという。
「ピラティスは年齢を制限せず色んな方に楽しんでもらえると思います。自分の身体を知れるきっかけにもなるし、身体のゆがみや痛みも改善できる。今までのサーフィンで得た経験を生かしていきながら私なりの伝え方でピラティスの魅力を広めていきたいですね」
終始明るい笑顔で話してくれた。
今後は、自身のピラティスのクラスを開催し、インストラクターとしての活動の幅を広げていくそう。
フィジカル面でもメンタル面でも多面性と発展性を持った「サーフィンxピラティス」という、独自のウェルネス・メソッドを展開してくアサコさん。
彼女の益々の活躍と発展が楽しみでならない。