CONCEPT

人生で最も好きな瞬間のひとつは、自然の中に身を置くこと。
心が潤い、一瞬で細胞がターンオーバーするかのように、全身がエネルギーで満たされる。私がありのままでいられる場所。
海を、太陽を。そして身近にある緑や草花も。
当たり前のようにそばにある自然をこれからもずっと愛するために、私自身のことも、大切にしていこう。
moani organicsは、素肌のことも、自然のことも考えて生み出された本格オーガニックコスメ。
オーガニックであり、機能的。そして環境にも優しいから、健やかな素肌も、環境に配慮したアクションも同時に叶えられる。
自然を愛し、アクティブに、ヘルシーに人生を楽しむ女性を応援するコスメブランドです。

 

 

オーガニックって何?

オーガニックには、「エシカル」(地球環境への配慮)と「サスティナビリティ」(持続可能性)という二つの概念があります。この概念を実現するために、化成肥料、化学農薬、環境ホルモンや遺伝子組み換え技術を避けて、土壌の持つ自然の力を活かした有機農業により、可能な限り自然のままの生産を行い、健全な食物連鎖を目指すのです。
人間が末永く健康であるためには、汚染のない水、大気、土、そして植物や微生物の健全な生存環境が必要です。地球環境を保全しながら、持続可能な産業や製品を選択し、推し進めるのは、健康を願うならば、生産者としても消費者としても常に心がけていくべきでしょう。
モノが溢れかえる世の中で、化粧品に限らず、食品や衣類でも、私たち1人1人が「オーガニック製品を選択する」ということが、地球上のすべての生命を大切にするということであり、平穏で健全な地球環境の実現へとつながっていく一歩になると言えます。  

オーガニックコスメの目的と意義

数千年前から、スキンケアにはその土地に育つ植物や土、鉱石などが活用されてきました。ヨーロッパでは、ラベンダーなどの数々のハーブが使用されてきました。バラから得られる蒸留水のローズウォーターは、「世界最古の化粧水」と呼ばれています。石けんは5,000年前から使われています。粘土(クレイ)もスキンケアや民間治療薬に使用されていました。日本では、米ぬかを洗顔料として、また、肌を滑らかにする目的で使用されてきました。その後、第二次世界大戦中に、アメリカではじめて石油から合成界面活性剤が作られてから、急速に石油合成成分を使用したケミカル化粧品と農薬が普及していきました。
そこから現在まで、化粧品が大量生産されて数多く流通することで、その土地にある植物などをその土地に住んでいる人が使用するという当たり前にされていたことが変化し、昔ながらのオーガニック製法の化粧品は姿を消し、石油由来の合成成分を主原料とする化粧品が主流になりました。現在では、肌に石油合成成分を塗布することにより、「一時的に外見を美しく見せる」ことが、一般的なケミカル化粧品の趣意となってしまっています。
一方、オーガニックコスメは、植物などの自然原料の持つ力で、人間の肌が本来生れ持っている、美しくなろうとする力をサポートすることで、内側から湧き出るような真の健康美を目指しています。(もちろん、化粧品は医薬品ではありませんので、体質改善やその他、薬理作用に基づいた効能・効果は目的ではありません)
オーガニックコスメとケミカル化粧品の違いを、移動手段として例えるなら「自転車と自動車のような違い」。こう表現するのは飛躍し過ぎでしょうか。単にスピードを求めるなら、人力の自転車ではなく、ガソリンを使う自動車が速いに決まっています。でも状況が許されるならば、自動車を使うのを止めて自転車を使うようにすれば、環境を汚さず、かつ適度な運動となり、健康的で心地の良い生活が送れるかもしれません。
目的次第で、どちらにもメリットとデメリットが生まれます。大切なのは、目的と用途、そして自分の価値観に合わせて、選択していくことではないでしょうか。
数千年前の時代のスキンケアに戻りましょう、ということではありません。まずは少しずつ生活の中にオーガニックを取り入れてみるのはいかがでしょう?  

オーガニックコスメの定義と信頼性

「オーガニックコスメとは?」と質問したとき、その解釈は人それぞれ違っていたりします。それは日本では化粧品については食品と異なり、オーガニックを認定する法的な基準がないからです。そしてまた、適正な規定と審査に基づいてオーガニックの認証を行う信頼性の高い機関が国内には存在していません。 そのため、各メーカーが独自の判断でオーガニックコスメを謳い、販売しているのが現状です。
例えば、化粧水などに使用される原料に「プロパンジオール」という、保湿成分であり防腐剤としても使われる成分があります。これは従来のように石油から作ることもできますし、現在ではトウモロコシといった植物から作ることも可能になりました。製品の「成分表」に記載されている成分名だけ見ていても、その原料が石油由来なのか、植物由来なのかは、消費者には分からないのです。また、そのトウモロコシやその他のハーブなどの植物名が成分表に記載されていても、どのような環境で栽培されたのか、農薬はどんなものを使ったのか、遺伝子組み換えではないのか、店頭で製品だけを見ても知り得ません。

moani organicsの考え方

このように、何が「オーガニック」なのか根拠があいまいな化粧品が溢れている状態にあっては、消費者が抱くイメージや期待感と、実際の製品の中身や製造方法が乖離してしまっているということがしばしば起こります。
そこで、moani organicsでは、すべてのスキンケア製品に関して、独自の基準による自社都合のオーガニックの解釈をするのではなく、世界トップクラスの有機認証機関ECOCERT(エコサート)による世界基準(2017年以前:「ECOCERT ORGANIC COSMETIC基準」/2017年以降:「COSMOS ORGANIC基準」)の定義をフォローすることにしました。
「肌や人体への影響、あるいは環境保護の観点で、この原料は使用して良い/悪い」「この製造方法、管理方法は良い/悪い」「表示方法はこうすべし」など、あらゆる具体的な方法とその考え方について、認証基準に従っています。(基準は後述)
認証品は、有機認定機関という中立的な第三者により、植物原料の栽培地や原料メーカー、製造工場、販売会社といった製品に関わるすべてのサプライヤーが、認証基準に適した方法を取っているかどうかを審査されて、保証されています。
例えば、製造工場では配合原料を入れた製造釜を洗浄する際も、石油系界面活性剤の使用は禁止されていたり、排水の量も年々減らしていくよう努力を求められたりします。
認証基準は、科学的または社会的発展に伴い、高い基準を維持するために継続的に更新されており、アップデートを繰り返しています。新しく販売する認証商品は、最新の基準をクリアする必要があります。
もちろん、環境保護および化粧品の安全性の観点で、認証団体の考え方が100%正解だとは限らないかもしれません。ECOCERT/COSMOS ORGANIC基準のどちらにおいても、生分解性などの一定の基準をクリアした上で使用を認められている石油系合成成分がありますし、オーガニックコスメ関係者の中には、前述のプロパンジオールのように、植物から1つの成分だけを抽出する方法(単離)を良しとしない、という考え方もあります。あるいは「自然礼賛」で、あらゆる化学と科学技術は悪や害であり、化粧品も昔ながらの製造方法に戻るべきだ、という考え方もあるかもしれません。
そのような様々な「オーガニックへの意見と解釈」がある中で、少なくともmoani organicsの認証製品は「どんな考え方で、どんなルールを守っているのか」というのは、一見して分かっていただけると思います。 

有機認定機関"ECOCERT"とは

ECOCERT(エコサート)とは、1991年に農学者の団体によって設立された、フランスのトゥールーズに本部を置くオーガニック認証団体です。
2003年に世界初となる化粧品認証基準を確立し、世界85ヶ国、3万以上の企業、20万以上の製品の認証実績を持ち、オーガニックコスメ認証の世界シェア75%を誇る世界最大規模の国際有機認定機関です。
ECOCERTのオーガニックコスメの認証基準は大変厳しく、オーガニック原料は、土づくりから管理される基準をクリアしたオーガニック認証原料でなくてはならないほか、製造工程や容器においても、リサイクルや地球環境への配慮等、細部に至るまで厳しくチェックされ、認定後も年次検査が続きます。
ECOCERTの化粧品の認証基準には、レベルの違いにより「ORGANIC COSMETIC」と「NATURAL COSMETIC」の2種類があります。 モアニ・オーガニクスのECOCERT認証品は、より厳しい基準を満たした「ORGANIC COSMETIC」認証です。

ECOCERT【ORGANIC COSMETIC】基準の一部

  • 完成品の95%以上は自然由来原料である
  • 完成品の10%以上はオーガニック原料である
  • 植物成分の95%以上はオーガニック原料である
  • 遺伝子組み換え原料、放射線照射物質、ナノ粒子、鉱物油、パラフィン、PEG、PGを使用しない
  • 合成原料のほとんどが使用不可。フェノキシエタノールやパラベン、合成香料や合成着色料を使用しない
  • 動物実験をしないこと
  • 製品にはキャリーオーバを含めた全成分表示を行い、オーガニック成分の含有量を記載すること
  • 成分原料は、メーカーや原料製品名を特定してECOCERTに登録すること
  • 製造販売された化粧品について、原料の購入、製造、販売の過程がトレースできること
  • 原料貯蔵過程、製造過程、流通過程で禁止物質や非オーガニック成分が混入することがないように管理、運用されていること
  • 製造が環境に悪影響を与えないこと、容器のリサイクル性が高いこと
  • これらが正しく守られていることが立ち入り監査で確認されること
  • 定期的な監査で正しく運用されていることが継続的に確認されること

 

統一基準【COSMOS】の誕生

ヨーロッパには各国にオーガニックの認証団体が存在していますが、それらの基準が微妙に異なっていたため、消費者の混乱を解消して統一品質での認証とするよう、ECOCERT(フランス)、COSMEBIO(フランス)、BDIH(ドイツ)、Soil Association (イギリス)、ICEA(イタリア)の5つの認証団体が合同で、2003年1月版のECOCERTコスメ認証を土台にして、オーガニックコスメに関する統一基準「COSMOS」を2010年5月に策定しました。
2013年にはACO(オーストラリア)も加盟メンバーとなり、加盟団体でそれぞれの基準で認証登録されている企業は1,500社以上、製品においては25,000以上の数字を記録しています。
基準の認証については、2012年2月より各団体の現行の各基準と並んでCOSMOS基準の運用も開始していましたが、2016年12月をもって、各国認証団体の基準は終了となりました。
2017年1月からは、新たな認証商品に対しては、統一基準「COSMOS」に完全移行をしました。現在このCOSMOS基準に従い、ECOCERTや各認証団体が認証を行っています。
そのため、モアニ・オーガニクスにおいても、2017年1月以降に企画・開発を行っている商品は全てこの「COSMOS基準」にてECOCERTによる認証を取得しています。それ以前に企画・開発を行ってきたECOCERT認証品は、引き続き「ECOCERT基準」にて生産を続けて販売展開となります。

COSMOS認証には「COSMOS NATURAL」と「COSMOS ORGANIC」の2種類のレベルの認定基準があります。moani organicsのCOSMOS認証品は、より厳しい審査を通過した「COSMOS ORGANIC」基準です。

「COSMOS ORGANIC」基準は、オーガニック化粧品において最高レベルの基準で、少なくとも水やミネラルを含む完成品の20%はオーガニックである必要があります。また例えばサンフラワーオイルやペパーミントオイルのような特定の原料について、オーガニック以外は使用できないことを提示している唯一の基準です。
またCOSMOS認証は、オーガニック原料であるか否かの側面だけを考慮したものではなく、化学的に処理された原料についても、あるレベルの生分解性と水性毒性について考慮されています。
COSMOS認証における最優先事項は、環境保護です。認証機関であるECOCERTは、COSMOS認証製品のライフサイクルすべてをチェックします。原材料が自然由来であり、遺伝子組み換え原料に由来していないことおよび各処方に使用された有機原料を確認します。包装資材には再利用可能な材料が使用されているか審査します。
認証製品について企業から伝達された情報が真実であり、消費者に誤解を生まないものであることを審査し、保証します。各認定事業者(販売者)は年1回の監査を、製造者(工場)は年2回の監査を受け、製造状況が基準を順守していることを確認されます。

【COSMOS ORGANIC】基準の一部

  • 完成品の20%以上はオーガニック原料であること(洗い流すリンス製品などは10%以上)
  • 農産物原料の95%以上はオーガニック原料であること
  • 農産物原料以外の成分の使用は内容量の5%以下であること
  • すべてコスモス基準が定める原料を使用すること
  • 生きている動物や解体された動物から抽出する一次原料の使用と動物実験の禁止
  • 汚染を防ぐため、非認証品と異なる製造工程で生産を行わなければならない
  • 包装に、ポリ塩化ビニル(PVC)、塩化プラスチック、ポリスチレンの使用禁止
  • 全ての製造プロセス、生産から生じる廃棄物に対処する環境管理計画を導入すること
  • 段ボール、ガラス、紙、他すべての廃棄物を分別し、その廃棄物を再利用すること
  • すべての廃棄物はリサイクル不可能物を扱う専門会社へ送ること