顔がヒリヒリするのは化粧水のせい?!肌にやさしい化粧水の選び方

顔がヒリヒリするのは化粧水のせい?!肌にやさしい化粧水の選び方

季節の変わり目や生理前、あるいは疲労やストレスが溜まっている時、肌にも同じように不調のサインが現れます。

最近ではマスク生活が日常的になり、マスクが原因で肌トラブルを抱えている人も増えているかもしれません。

いつもの化粧水を顔につけたら急にヒリヒリしたり、しみるような痛みがあると、肌質が変わっちゃったのかな…と不安になることもありますよね。

そこで、化粧水で顔がヒリヒリする原因とその対処法について解説します。敏感になった肌に負担をかけずにケアする方法もご紹介。

肌の構造を知ることで、様々な肌の不調を予防したり、肌状態に合わせたスキンケアができるようになるので、ぜひ参考にしてくださいね。

・化粧水をつけると顔がヒリヒリするのはなぜ?

 ◎バリア機能の低下               

 ◎洗顔回数や過剰なケアで肌が薄くなる 

 ◎アレルギー反応

・顔がヒリヒリする時は…3つの対処法

 ◎洗顔の時はぬるま湯で               

 ◎かゆみや赤みがある場合は冷やす 

 ◎刺激の少ない化粧品で保水、保湿を 

・自分の肌質に合った化粧水を選ぶには?

・エコサートコスモスオーガニック認証品のmoani organicsの化粧水

 ◎まとめ  


化粧水をつけると顔がヒリヒリするのはなぜ?

化粧水をつけただけで顔がヒリヒリする時は、肌がいつも以上に敏感になっているサイン。その主な原因として以下のようなものが挙げられます。

 

バリア機能の低下

肌は、「表皮」「真皮」「皮下組織」という3層構造をしています。

もともと、肌には乾燥や紫外線、雑菌などの外的刺激から肌内部を守ったり、逆に内側からの水分喪失を防ぐ「バリアー機能」が備わっており、それを担っているのが表皮の一番外側にある「角層」です。

薄さ0.02mmという角層では、潤いを蓄えた角層細胞が積み重なり、その間に細胞間脂質が整列し、隙間のない状態でバリアーを形成しています。

このバリアー機能がなんらかの原因で低下してしまうと、ちょっとした刺激にも敏感になって普段使っている化粧水でもピリピリと痛みを感じてしまうことがあります。

バリアー機能が低下する要因としては、季節の変わり目の気温の変化、空気の乾燥、紫外線や花粉、ホルモンバランスの乱れや免疫低下、ストレスや睡眠不足など、内的・外的なものが様々にあります。

 

洗顔回数や過剰なケアで肌が薄くなる

肌が敏感になる根本的な原因はバリアー機能の低下ですが、皮膚の組織自体が薄くなることでも肌は敏感になり、ピリピリと刺激を感じることがあります。

一般的には、年齢とともに真皮層のコラーゲンやエラスチンの量が減少し、表皮も薄くなっていきます。

ただ、加齢によるものだけでなく、間違った洗顔方法やこすり洗い、頻繁にピーリングを行うなど、過度なスキンケアによって若い人でも肌が薄くなることがあるそう。

ちなみに、1日に何度も洗顔をする、洗顔の際ゴシゴシとこすっている、濃いメイクを落とすために強力なクレンジングを使用しているなど、肌に負担をかけるようなスキンケアをしている人は注意が必要。肌の役割を理解して、正しくケアすることを心がけましょう。

 

アレルギー反応

肌のバリアー機能が低下したり肌自体が薄くなっていると、肌は化粧水などの成分にも敏感に反応します。

顔に直接つけるファンデーションや化粧水に含まれる石油由来の合成界面活性剤、合成防腐剤や合成香料などにアレルギー反応を起こして肌がかぶれたり、ヒリヒリとした痛みを生じることがあります。

 

顔がヒリヒリする時は…3つの対処法

化粧水をつけて肌がヒリヒリと痛くなってしまったら、化粧水の使用をいったんやめるのが賢明な判断。

でも、潤いが失われやすくなっている状態ならなおさら、少しでもお肌のケアをしたいですよね。

そこで、顔がヒリヒリする時は、以下の方法で対処してみてください。

 

洗顔の時はぬるま湯で

顔を洗う時は、お湯の温度に気をつけましょう。

熱いお湯は肌に刺激になるだけでなく、乾燥の原因にもなります。

ぬるま湯(3436度)で、石鹸や洗顔料もできるだけ使わないように。

コットンや綿のタオルで押さえるように水分を拭き取り、肌への刺激を極力抑えます。 

かゆみや赤みがある場合は冷やす

ヒリヒリするだけでなく、かゆみや赤みがある場合は炎症を起こしているかも。

保冷剤などをハンカチやタオルでくるみ、患部にあてて炎症を抑えましょう。

 

刺激の少ない化粧品で保水、保湿を

肌が敏感になっている状態のため、化粧水やスキンケア化粧品を使う時は石油由来の合成成分をできるだけ配合していないものを選ぶようにしましょう。

現在使っている化粧水やスキンケア化粧品に「パラベン」や「フェノキシエタノール」などの石油由来の「合成防腐剤」や、「ラウリル硫酸Na」などの「合成界面活性剤」、「ミネラルオイル」などの「合成油剤」、「青色〇号」など「合成着色料」などが配合されている場合、すでに、肌が薄くなって敏感肌や乾燥肌になっているのであれば、すぐに使用を中止すべきです。

その他、エタノール(アルコール)など、穀物を発酵醸造させて生産する天然成分や、ゼラニウム油やカモミール油などのエッセンシャルオイルなど、天然香料である精油などにも、肌が薄くなり、敏感になってしまった肌には刺激を与える場合がありますので、あわせて注意が必要です。

自分の肌質に合った化粧水を選ぶには?

いつも使っている化粧水なのに、急に顔がヒリヒリしたり、かゆみが出ると不安になるかもしれませんが、早めに化粧水を変えたり、丁寧なケアを徹底して肌に刺激を与えないことが大切です。

肌のバリアー機能が低下している時は肌内部の潤いも失われているため、石油由来の合成成分を含んでいない化粧水や美容クリームを選びましょう。

その際、成分表示をチェック。敏感になった肌には「何が含まれているか」よりも「何が含まれていないか」が大切です。

「オーガニック」と記載があっても、該当する成分がオーガニックなだけで、石油系合成成分が含まれていることもあるため注意が必要です。

世界規模のオーガニック認証機関「エコサート」などで認証を受けているといった、厳しい基準をクリアした製品を選ぶのもいいでしょう。

 

エコサートコスモスオーガニック認証品のmoani organicsの化粧水

敏感になった肌をやさしくいたわり、ダメージを受けた角層に対して刺激を与えないようにし、それ以上の乾燥を進めないように適切な「保湿」も欠かせません。

肌にやさしく、なおかつ保湿機能に優れた化粧水を選びましょう。

 moani organicsの「MOISTURE LOTION」は、オーガニックコスメの世界的統一基準である「COSMOS ORGANIC(コスモスオーガニック)」の厳しい基準をクリアし、世界トップクラスの認証機関である「ECOCERT(エコサート)」の認証を取得した化粧水です。肌にに対して負担になる石油由来の合成成分を徹底的に排除しています。

とろみのあるテクスチャーながら肌に塗ると滑らかに広がり、潤いとハリを与えてくれます。その手触りは、しっとり柔らかく、肌がヴェールをまとったよう。ベタつかず、さらりとしたつけ心地も魅力です。

また、保湿成分としてヒアルロン酸以上の保水力を持つと言われる「シロキクラゲエキス」に加え、アロエベラ液汁を配合。濃密な保湿力により肌のターンオーバーをサポートします。

もちろん、配合成分は99%天然由来なので、敏感になってしまった肌にもやさしくアプローチ。コスモスオーガニック基準に従って肌に負担をかける成分を一切含んでいません。

顔がヒリヒリする原因が、日焼けによる乾燥の場合は「AFTER SUN MIST」でケアを。紫外線を浴びて乾燥した肌を、ミスト状のローションがやさしく包み込み、しっとりと潤してくれます。

AFTER SUN MIST もMOISTURE LOTIONと同じく、「コスモスオーガニック」基準をクリア。

オーガニック認証機関「エコサート」による審査を受け、認証を取得した真のオーガニックコスメです。敏感肌の方や、納得できるオーガニックコスメを探している方、さらに小さなお子さんにもおすすめです。

 

まとめ

化粧水で顔がヒリヒリしたら、肌のバリアー機能が低下しているサインかも。まずは洗顔方法や使っている化粧水を見直して、肌に負担をかけないよう、丁寧にケアしてあげましょう。

そして、石油由来の合成成分を配合していない肌にやさしい化粧水で、潤いをプラス。肌に刺激を与えないことが何より大切なので、厳しい基準を満たして審査に合格しているオーガニック認証品を選ぶのも賢い選択です。

こうした製品を普段から使うことで、肌そのものが本来持っている回復力や、美しくなろうとする力を十分に発揮できるような「肌環境」を保つことを心がけて、外的刺激にも負けない健康的な素肌を維持することにも繋げましょう。

毎日使うものだからこそ、根本的に肌のためになるものを選ぶことが美肌作りへの近道なのかもしれませんね。