「今、ハワイ島で起きている事」
はじめまして。
国内外で”自然の声を五感で感じ受け取る旅”を企画、ナビゲーターをしている成田 香名子です。
通称キャサと呼ばれています。よろしくお願いします!
プロフィール→ https://info.moani-organics.com/voice/586/
こちらのブログでは地球環境や自然に関する情報を発信していきます。
早速。初回からディープな話題を。
ここ近年、ビーチカルチャーが日本でアツく、もはやブームというより根付いている感を強く感じます。
そんな海大好きなみなさんが行く場所であり、moani organicsのハートのロゴの中にある場所、Hawaiʻi(←これがハワイ語での正式表記!)
今、ハワイ島で起きていることご存知ですか?
これは日本人の私たち全員が関係していることです。
ご存知の方は、おそらくインスタやfacebookなどで情報を得ている方がほとんどだと思います。
ハワイアンの聖地である、ハワイ島マウナケア山。
標高4,207メートル。
そこには、現在10以上の天体観測所が山頂にありますが、今あるものよりもはるかに大きな直径30メートルの望遠鏡を作るという話が、再び動き始めました。
作る目的は、新たな星の発見やブラックホールの解明、地球外生命体と交信ができるとして、この計画が推進されています。
宇宙からみたら地球は、『自然破壊をしてまで、まだそんな愚かなことを続けるのか?』と、心配されていることは間違いありません。
宇宙の中で、『ある数値』が格段に低く、宇宙の仲間に入れてもらえるレベルに達していないのが、私たち地球人。
その数値とは
【愛の数値】
この数値を地球全体で引き上げられた時に、宇宙の仲間に入れてもらえるのに、愛とは真逆の行為を行い、宇宙を解明をしようとしているその様子は残念でありません。
さらに、驚きの事実。
5カ国合同で建設するこの望遠鏡の総額総工費1800億円のうち、一番の割合である25パーセントの約450億円を、日本の皆さんの税金から出資します。
そのお金を、他に優先して使うべきことは山ほどあるし、そもそも国債が膨大なのにも関わらず、この金額を投資してハワイアンの聖地破壊に加担なんて、どう頑張っても納得はできないなぁと思うのです。
HiloやKonaにもマウナケアの地下水が流れています。
これらの地下水が、TMTが建てられることで汚染されてしまうと、なんと、年間約19,000リットルの汚染水が排出されます。
これは、主に巨大な望遠鏡を維持するコンピューターなどの機械の冷却水などに使われた水などです。
環境汚染のみならず、ハワイの文化や歴史的観点から見ても、TMT建設がいかに、問題なのかがわかります。
ハワイアンにとって、マウナケアはお墓であり、神様に祈る場であり、新しい命を天につなげる場所です。(赤ちゃんのヘソの緒をマウナケアの上にある湖waiau に投げ入れることで、天や大地と繋がるとされています)
現在、土地を愛し、守ってきたハワイアンが集まり、マウナケアに繋がる道路を封鎖し、マウナケアでデモを起こしています。
そして、クプナ(おじいちゃん、おばあちゃん)が次々に逮捕されています。
マウナケアはハワイアンにとって、体の一部と同じなんだ
思います。
宇宙を解明したいなら、今すぐに愛を持って、TMTの建設計画を取りやめて、地球人全員が”自然と調和して生きること”を選択するのが最短の近道だと伝えたい。
自然を壊せば、私たち人間も壊れる。
人間のエゴで神聖な山を傷付け、水を汚し、これ以上自然を悲しませ、怒らせてはいけない。
私達が日本からマウナケアのために出来る事の1つに、寄付があります。
下記ではマウナケアをサポートするための寄付サイト3つが日本語でまとめてあります。
マウナケアに行ったことがない人でも、ハワイが好きだったり、日頃から自然に感謝しているひとはたくさんいるはず。
沢山の日本人を癒してくれているハワイに何が起きているのか、興味を持ち、知ること、そして行動に移しませんか?
※現在はハワイ州知事のイゲ氏によって、工事は2年後に先延ばしになりました。しかし、取り消しではないため現在(2019/8/22)も、マウナケアの麓でハワイアンは座り込みを続けています。