【ノンケミカル】の日焼け止めに「石油由来の合成成分」が含まれている!?

【ノンケミカル】の日焼け止めに「石油由来の合成成分」が含まれている!?

行楽シーズンになると、海や山などアウトドアで遊ぶ時はもちろん、外へ出る時もしっかりケアしたいのが日焼け対策。

今日は曇っているからと日焼け止めを塗らずに過ごしてしまい、うっかり日焼けしてしまった…ということが意外とあるのでは?

一年のうち紫外線量がもっとも多くなるのは7月ですが、実は3月頃から徐々に増え始め、10月頃までは紫外線の影響があるとされているため、年間を通して日焼け対策をしておくと安心です。

でも、

「肌をケアするために塗っているのに、肌荒れや乾燥が気になってしまう」

「肌につけた時にキシキシして使い心地が悪い」

など、日焼け止めに対していいイメージを持っていない人も多いかもしれません。

そうしたトラブルや悩みの多くは、日焼け止めに配合されている石油由来合成成分が原因にあります。そこでこの記事では、肌にやさしく、使い心地もいいノンケミカルの日焼け止めについて、知っておきたい知識やメリットをご紹介していきます。

・日焼け止めの悩み「肌トラブル」を解消するには

・「日焼け止め」が紫外線を防ぐ方法は2

 ◎紫外線吸収剤とは              

 ◎紫外線錯乱剤とは 

 ◎キメを整え、健やかな素肌に 

・紫外線吸収剤が肌トラブルを起こすわけ

紫外線吸収剤以外の石油由来合成成分も要チェック!

・100%天然由来成分のmoani organicsの日焼け止め

 ◎まとめ  


日焼け止めの悩み「肌トラブル」を解消するには

日焼け止めを使っていて、不快感や不便さを感じるのはどんな時でしょうか。

 

・テクスチャーが硬くて塗り伸ばししづらい

・肌の表面が白くなってしまう

・塗ると肌がかゆくなる あるいは ヒリヒリする

・せっかく塗っても水や汗で落ちてしまい、意味がない

・ウォータープルーフタイプだと石鹸で落ちずにゴシゴシこすってしまったり、洗浄力の強いクレンジング剤を使用したりして、肌荒れの原因になる

など…。

 

こうした日焼け止めによるトラブルの多くは、配合されている石油由来合成成分が原因であることがほとんど。

ということは、石油由来合成成分が配合されていない日焼け止めを選ぶことで日焼け止めによる肌トラブルを避けることができるのです。

つまり、天然由来成分だけを使用した日焼け止めがおすすめ。

 

「天然由来の成分だけで、日焼け止めの効果が出せるの?」

「肌にやさしいけれど使い心地や機能面は劣るのでは?」

 

といった疑問があるかもしれませんが、石油由来合成成分を含んだケミカルな日焼け止めと天然由来成分だけで作られた日焼け止めにはどんな違いがあるでしょうか? まずはそこから解説していきましょう。

 

「日焼け止め」が紫外線を防ぐ方法は2

ところで、日焼け止めには何が入っているか、考えたことはありますか?

原料は大きく分けて3つあります。

 

・水や油などのベース(基材)

・紫外線をカットする成分

・保湿成分、その他の添加剤(防腐剤、界面活性剤、香料、着色料など)

 

原料のうち、紫外線をカットする成分には「紫外線吸収剤」「紫外線錯乱剤」の2種類があり、それぞれ紫外線を防ぐ方法が異なります。

 

紫外線吸収剤とは

名前に「吸収」という文字がある通り、紫外線を吸収し、熱エネルギーに変換することで紫外線が皮膚内部に入ることを防ぎます。

高い紫外線防止機能を発揮する反面、肌の表面でエネルギーを変換する化学変化が起きているため、肌荒れやかゆみ、肌の乾燥などを引き起こすとされています。

紫外線吸収剤には、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(メトキシケイヒ酸オクチル)、ジメチルPABA オクチル(ジメチルPABA エチルヘキシル)、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンなどの石油由来合成成分が使用されます。

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紫外線錯乱剤とは

一方、紫外線錯乱剤は、物理的に紫外線を錯乱、反射させて紫外線が肌に影響を与えるのを防ぎます。

肌の表面にミラーを作るようなイメージと言えばわかりやすいかもしれません。

酸化チタン、酸化亜鉛などの天然鉱物が使われており、こうした金属酸化物を肌の表面にパウダー状に塗ることで、金属酸化物が物理的に紫外線を跳ね返す、というのが原理です。

 

紫外線吸収剤が肌トラブルを起こすわけ

前章でも少し触れましたが、紫外線吸収剤は紫外線を防御する機能が高い反面、肌荒れや乾燥などの肌トラブルを引き起こす可能性があるとされています。

その原因は、肌の表面で起こる化学反応です。

紫外線吸収剤は、紫外線を吸収し、熱エネルギーに変換して放出します。

この時、肌の表面で化学反応が起こっているため、チクチクとした刺激や、赤み、かゆみなどのアレルギー反応を引き起こすことがあります。

一方で紫外線錯乱剤は、紫外線吸収剤のように肌の上で紫外線の化学処理を行うわけではないので、肌への負担がありません。

日焼け止めを使用して、赤みやかゆみなどの経験をした人は、まずは紫外線吸収剤を含んでいない日焼け止めを選んでみましょう。

 

紫外線吸収剤以外の石油由来合成成分も要チェック!

日焼け止めには、紫外線吸収剤と紫外線錯乱剤を両方を配合したものもあれば、紫外線錯乱剤だけを使用したものなど、様々な製品があります。

紫外線吸収剤を使用していない日焼け止めは「ノンケミカル」と呼ばれることから、紫外線吸収剤を使用せず、紫外線錯乱剤だけを使用して日焼け止めの効果を発揮してはいるものの、フェノキシエタノールやパラベンなどの石油由来の合成防腐剤や、シクロメチコンやPEG-10ジメチコンなどのようなシリコーンと呼ばれる合成ポリマーや合成界面活性剤などの紫外線防止とは別の役割を持たせた成分に石油由来合成成分を使用していることがあり、これらの日焼け止めでも「ノンケミカル」と表記されています。

そしてこれらの石油由来合成成分は、紫外線吸収剤と同じく、人によっては肌に刺激を与え、アレルギーを起こす原因になるのです。

例えば、前述の石油由来の防腐剤のフェノキシエタノールやパラベンは、現在使用されている防腐剤の中でも最も安全性が高いものと考えられており、日焼け止めをはじめ、あらゆる化粧品に使われています。薬機法では、全体の1%以下の配合であれば化粧品に使ってよいことが法律で決まっている成分です。
しかし、化粧品による接触性皮膚炎を起した患者のデータによると、これらの防腐剤で皮膚炎をかなりの頻度で起こしているとも言われています。特に「乾燥肌」や「敏感肌」の人は刺激を受けてアレルギー反応を起こす可能性が高くなります。


また、「殺菌をして防腐をする」という成分の特性上、皮膚に必要な常在菌をも死滅させてしまう恐れがあります。皮膚の常在菌は、皮膚を外界からの悪玉菌などから身を守る役目を果たしている大切な存在。この常在菌が皮膚に住めなくなってしまうと、皮膚は乾燥していってしまいます。

フェノキシエタノールやパラベンを含んだ日焼け止めを使用していて、特にアレルギー反応を起こさなかったとしても、皮膚の常在菌を死滅させることによって、健康だった肌が乾燥肌へと進んでしまう可能性があるのです。

このように、「ノンケミカル」という表記がある=「石油由来の合成成分を使用していない」というの意味ではなく、石油由来防腐剤や石油由来界面活性剤などの石油由来合成成分を含んでいることが多いので乾燥肌や敏感肌の人は、購入の際に見極めることが大切です。

 

100%天然由来成分のmoani organicsの日焼け止め

紫外線が強くなる7月、8月だけでなく、一年を通して日焼け対策をすることが最近では当たり前になっています。だからこそ、肌への負担が少なく、使い勝手のいい日焼け止めを選びたいですよね。

100%天然由来成分」は、その基準となる重要なキーワードです。

moani organicsの「UV SKIN PROTECT MILK」は、もちろんノンケミカルであり、かつ「天然由来成分100%」でありながら、SPF50+PA++++という国内最高UV指数を実現した、肌にやさしく、紫外線にも強い日焼け止めです。

紫外線錯乱剤にはナノ化していない酸化亜鉛を使用し、その他の原料にも肌ストレスの原因となる石油由来成分や合成添加物を徹底的に排除しています。

オーガニック処方の日焼け止めは、ベタベタしたり、伸びが悪いなど使いづらいものもありますが、UV SKIN PROTECT MILKはさらっとしたミルクのようなテクスチャーで、伸びが良く白浮きしにくいのも魅力。

肌につけるとすぅっとなじんで広がり、贅沢に配合された保湿成分が潤いを与えてくれます。日焼け止めを塗っているとは思えない軽やかな使用感なので、化粧下地としてデイリーに使うのもおすすめ。

さらに、オーガニック処方ながら水や汗にも強いウォータープルーフを実現しており、デイリーユースだけでなく、アウトドアなどのタフなコンディションでも万全の日焼け対策が可能です。

また、天然由来成分によるウォータープルーフのため専用クレンジングなどは必要なく、普通の石けんとお湯を使ってお風呂やシャワーで洗い流せます。

100%天然由来成分」や「オーガニック」というと、肌にやさしいけれど性能面ではやや劣る、というイメージがあるかもしれませんが、UV SKIN PROTECTI MILKはトータルで満足できる日焼け止めとして愛用できるはずです。

  

まとめ

「ノンケミカル」と言われる日焼け止めについて、知っておきたい知識やメリットを紹介しました。

そもそも紫外線自体が肌にダメージを与えるため、それを予防する日焼け止めは「ノンケミカル」=紫外線吸収剤不使用であることはもちろん、さらに石油由来の合成防腐剤や合成界面活性剤などを含んでいないオーガニック処方にこだわって選びたいですよね。

一年を通して意識したい日焼け対策だからこそ、moani organicsの「UV SKIN PROTECT MILK」のような100%天然由来成分の日焼け止めには、メリットがいっぱい。

ぜひ一度、その魅力や、肌に寄り添うようなやさしい使い心地を実感してみてください。