アロエだけじゃない!日焼けした肌に効果的な成分

アロエだけじゃない!日焼けした肌に効果的な成分

日焼けして肌がヒリヒリ痛いとき、みなさんどんなケアをしていますか?

ドラックストアなどでも簡単に手に入る「アロエジェル」を塗ってケアしているという方が多いのではないでしょうか。

というよりも、「アロエ」以外で、「日焼けした肌に効果的な成分」を知っている方は、きっと少ないはず…。

それくらい、「日焼け=アロエ」というイメージが定着しているということですよね。

そこで今回は、みなさんが知らない「アロエ」以外の、日焼けした肌に効果的な成分を紹介したいと思います。

<記事の内容>

・アロエの種類・効能は?

・「キダチアロエ」と「アロエベラ」の違い

・アロエベラに含まれる「ムコ多糖体」とは?

・アロエ以外の日焼けした肌に効果的な成分

・アロエジェルだけじゃない!日焼けした肌のアフターケア

・まとめ

アロエの種類・効能は?

一言で「アロエ」といっても、世界中に約500種類あるということ知っていましたか?
約500種類ある「アロエ」を大きく分けると「食用・薬用」と「観賞用」があります。

「アロエ」は、古来より生薬として重用され、現代でも「食用・薬用」として用いられています。
「アロエ」には、アントラキノン系成分や多糖体、糖タンパクなどが含まれていて、保湿や抗菌、消炎効果があるとされています。
また、「アロイン」「アロエエモジン」「ミネラル」なども含まれていて、大腸や胃を健康に保つ作用や、貧血にも効果的です。
しかし、全てのアロエにこの効果があるわけではなく、「観賞用」のアロエには、ほとんど薬効はないと言われています。

 

     

「キダチアロエ」と「アロエベラ」の違い

「食用・薬用」として用いられるアロエは、主に2種類。
日本でも最も多く栽培されている「キダチアロエ」と、「アロエベラ」です。
これらの葉の表皮部分には、「アロイン」という成分が含まれていて、これがとっても苦いそうです。
その為、食用として用いるためには、葉の内側にあるゼリー部分だけを取り出す必要があります。

「アロイン」には、大腸や胃を健康に保つ作用が期待できるとされていますが、作用が強いため、医薬品として用いられていることがあります。
特に「キダチアロエ」の「アロイン」の含有量は、「アロエベラ」の1.5倍もあるそうです。

また、「キダチアロエ」は、「アロエベラ」に比べて葉が薄く、内側のゼリー部分だけを取り出すのは難しいため、あまり食用には向いていません。
ジュースなどに加工して、飲用することもありますが、「キダチアロエ」は、主に「薬用」として用いられることが多いです。

アロエは、元々寒さに弱い植物ですが、「キダチアロエ」は、寒さに強く日本の気候でも育てやすいため、日本の家庭でも多く栽培されています。
おそらく、日本人が「アロエ」と言われてイメージするのは、「キダチアロエ」でしょう。

食用として、多く用いられるのは「アロエベラ」です。
「キダチアロエ」に比べて、「アロイン」の含有量が低く、葉に厚みがあるため、ゼリー部分だけを簡単に取り出すことが出来ます。


また、「アロエベラ」に含まれる「アロイン」の多くは、葉の表皮部分に含まれていて、内側のゼリー部分だけを取り出せば、苦みを感じることなく食すことができるため、主に「食用」とされています。
また、「アロエベラ」は、「キダチアロエ」には含まれない、「ムコ多糖体」という多糖類を含んでいます。

「キダチアロエ」と「アロエベラ」の違いは、「アロインの含有量」と、「ムコ多糖体を含んでいるか」という点です。
また、「キダチアロエ」は、全葉を使うことが薬事法で認められていますが、「アロエベラ」は、葉を除去しないと食品や化粧品に使えません。

 

アロエベラに含まれる「ムコ多糖体」とは?

「ムコ多糖体」には美肌効果があり、「アロエベラ」は、化粧品にも多く用いられています。

「ムコ多糖体」は、肌の修復機能や免疫力を高める働きがあるとされていて、水分を含みやすい性質を持っています。

「アロエベラ」を肌に塗ることで、肌の表面に水分を多く含む膜が作られ、そこから水分が肌の内側に浸透してくことで、肌の水分量が上がり、潤いで肌が満たされます。

「アロエベラ」は、肌の水分を保つよりも一歩進んで、水分を補給する性質があるため、「天然の保湿成分」と言われています。

日焼けした肌に「アロエベラ」が効果的なのは、この水分補給能力があるためです。

患部の乾燥を防ぐために、多糖類の持つ、皮膚修復能力と水分補給能力の相乗効果により、早く炎症を抑えることができます。

また、アロエの持つ「アロエシン」という成分には、ビタミンCと同じくらいの美白効果があり、メラニン色素をつくる働きを抑えるので、シミ・そばかす予防にも効果的。

さらに、ターンオーバーを促進するため、すでに出来てしまったシミ・そばかすにも効果が期待できるそうです。

 

 

アロエ以外の日焼けした肌に効果的な成分

 

では、「アロエベラ」以外に、日焼けした肌に効果的な成分はあるのでしょうか?

実際にどんな成分があるのか紹介していきたいと思います。

             

■セイヨウハッカ油

シソ科のペパーミントから得られオイルです。セイヨウハッカにはメントールが含まれ、冷却作用があります。肌に触れるとひんやりした感触をもたらしてくれます。発汗や、日焼けによる炎症やほてりなどに効果的です。ペパーミントの香りには、鎮痛や疲労の緩和としても使用されることも多く、さらには防虫効果もあるのが特徴です。

 

■カミツレ花エキス

カミツレ花(カモミール)から得られるエキスです。カモミールは、古くから、ハーブティなどの飲料や、民間薬としても使用され、心身ともにリラックス効果として取り入れられてきました。「カズマレン」や「ビサボロール」などの抗炎症作用を主成分とし、日焼けした肌を鎮め、紫外線ダメージによるシミ・そばかすの色素沈着を抑える働きをします。

 

■トウキンセンカ花エキス

キク科のトウセンカ(カレンデュラ)の花から抽出されたエキスです。古くから薬用植物として知られ、火傷や炎症などの治療薬として使用されてきました。優れた抗炎症作用、鎮静作用があります。ダメージを受けた細胞を保護・回復させ、シワやたるみを防いでくれます。

 

■ラベンダー油

ラベンダーの葉と花から水蒸気蒸留法によって抽出して得られたオイルです。古代ローマ時代より火傷や肌荒れなどの肌トラブルや、心身の浄化として民間療法で多くの人に使用されてきました。鎮静作用を持ち、炎症した肌を優しく鎮静する効果があります。アロマとしても広く使用されているラベンダーの香りは緊張やストレスを緩和し、高いリラックス効果や安眠効果をもたらします。

 

■桃の葉エキス

桃の葉エキスは成分としてタンニン、フェノール、アミノ酸、フラボノイドなどを含み、保湿作用、抗炎症作用、抗酸化作用もあることから日焼けしてしまった後の肌トラブル対策としても効果が期待できます。

 

普段何気なく使っていたものや、聞いたことがある成分でも、私たちが知らない効能がたくさんあるようですね。

 

アロエジェルだけじゃない!日焼けした肌のアフターケア

「アロエベラ」以外でも、日焼けした肌に効果的な成分があることを知っていただけたかと思います。

ですが、「日焼けといえばアロエジェル」というイメージが定着していて、実際にドラックストアなどで売られているのも、「アロエジェル」が多いと思います。

日焼けによって肌が熱を持って、ヒリヒリ痛いとき、アロエジェルを塗るとスーッと痛みが和らぎますよね。

でも、しばらくするとすぐにヒリヒリとした痛みが

でも、何度も肌にジェルを塗り重ねると、べたつきが気になりませんか?

さらに、ジェルを手に取って、全身に塗る作業を繰り返すのも大変ですよね。

「 もっと手軽に、日焼けした肌のアフターケアができれば!」という思いに応えられるのが、moani organicsAFTER SUN MIST(アフターサンミスト)です。

AFTER SUN MIST(アフターサンミスト)は、紫外線によって火照った肌、敏感になった肌にみずみずしい潤いを補給し、優れた保湿力で肌本来の潤いやハリをサポートしてくれるミスト化粧水です。

アロエベラ液汁はもちろん、日焼けした肌に効果的な成分である、カモミール花エキス、ペパーミントオイル、カレンデュラ花エキス、がたっぷりと配合されています。

さらにローズヒップオイル、シロキクラゲ多糖体といった天然由来の美肌成分が、肌を優しく潤し、滑らかで健やかな肌に整えてくれます。

ワンプッシュで、みずみずしいローションが細かな霧状となって肌に届くので、顔だけでなく、手足や肩、背中など、乾燥や炎症が気になる部位に手軽に使えます。

もちろん、デイリーの素肌ケアにもぴったりです。

ラベンダーとローズマリーのエッセンシャルオイルの香りで、リラックス効果も期待できます。

また、環境に配慮し、ボトル容器には、廃棄されたペットボトルを回収・洗浄・粉砕して再生したリサイクルPET樹脂を使用しているので、サスティナブルにも貢献しています。

 

まとめ

いかがでしたか?

アロエ以外にも、日焼けした肌に効果的な成分は、たくさんありましたね。

どんな効能を持っているか知っていてば、自分の肌に合った効果的なケアができますよね。

みなさんの肌質に合わせて、適切なアフターケアをしていきましょう。